R&D
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− | '''R&D''' | + | '''R&D'''(アール・アンド・ディ)は、[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の事業部の1つ。'''Research and Design'''(研究デザイン部)の略称である。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]関連の文献においては、もっぱらマジックのR&Dのことを指す。本頁でもマジックのR&Dについて解説する。公式サイトでは'''開発部'''とも訳される。 |
− | == | + | R&Dはカードセットやゲームシステム、世界観など、マジックの中核となる部分の制作を行っている。 |
− | *[[Look at Me, I'm | + | |
− | *[[研究+開発/Research+Development]] | + | *R&Dという名称は、'''Research and Development'''(研究開発部)の略称として一般的に用いられる用語である。マジックのR&Dも元々はResearch and Developmentを意味していたが、[[デベロップ・チーム]]もデザインに深く関わるようになったことに伴い、DはDevelopment(デベロップ)からDesign(デザイン)に改められることになった。 |
+ | **IT業界ではものづくり全般を「デベロップ(開発)」と呼ぶが、ここでの「デベロップ」は「既存のものを伸ばす(発展)」といった意味合いが大きい。 | ||
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+ | コラム「[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/199 Duel's Paradise](邦訳:[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/003410/ デュエルズ天国])」によると、現在は以下の5部門で構成されている。 | ||
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+ | ;[[デザイン・チーム]] (初期コンセプト&ゲーム・デザイン) | ||
+ | :カードセットのテーマ付けや初期のカード・デザインといった原案を担当する。[[Mark Rosewater]]がヘッド・デザイナーを務める。 | ||
+ | ;[[デベロップ・チーム]] (最終ゲーム・デザイン&デベロップ) | ||
+ | :カードセットの原案を基に、更なるデザインの改良を担当する。 | ||
+ | ;[[クリエイティブ・チーム]] | ||
+ | :背景世界をはじめとするフレイバーの制作を担当する。[[カード名]]と[[フレイバー・テキスト]]の多くはクリエイティブ・チームにより手掛けられる。[[Brady Dommermuth]]がディレクターを務める。 | ||
+ | ;[[編集チーム]] | ||
+ | :[[文章欄]]の校訂を担当する。 | ||
+ | ;[[マジック・デジタル・チーム]] | ||
+ | :『[[Magic Online]]』や『[[デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ]]』といった[[コンピューターゲーム]]などのデジタルコンテンツに関するデザインを担当する。Magic Onlineの開発チームとは別である。 | ||
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+ | ==関連カード== | ||
+ | *[[Look at Me, I'm R&D]] - [[アンヒンジド]]で登場したR&Dの名を冠する[[カード]]。R&Dの名の下に[[エラッタ]]を作り出すことができる。 | ||
+ | *[[研究+開発/Research+Development]] - 2つの[[カード名]]を繋げると当時のR&Dの正式名称になる。 | ||
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+ | ==参考== | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2013年8月1日 (木) 22:53時点における版
R&D(アール・アンド・ディ)は、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の事業部の1つ。Research and Design(研究デザイン部)の略称である。マジック関連の文献においては、もっぱらマジックのR&Dのことを指す。本頁でもマジックのR&Dについて解説する。公式サイトでは開発部とも訳される。
R&Dはカードセットやゲームシステム、世界観など、マジックの中核となる部分の制作を行っている。
- R&Dという名称は、Research and Development(研究開発部)の略称として一般的に用いられる用語である。マジックのR&Dも元々はResearch and Developmentを意味していたが、デベロップ・チームもデザインに深く関わるようになったことに伴い、DはDevelopment(デベロップ)からDesign(デザイン)に改められることになった。
- IT業界ではものづくり全般を「デベロップ(開発)」と呼ぶが、ここでの「デベロップ」は「既存のものを伸ばす(発展)」といった意味合いが大きい。
部門
コラム「Duel's Paradise(邦訳:デュエルズ天国)」によると、現在は以下の5部門で構成されている。
- デザイン・チーム (初期コンセプト&ゲーム・デザイン)
- カードセットのテーマ付けや初期のカード・デザインといった原案を担当する。Mark Rosewaterがヘッド・デザイナーを務める。
- デベロップ・チーム (最終ゲーム・デザイン&デベロップ)
- カードセットの原案を基に、更なるデザインの改良を担当する。
- クリエイティブ・チーム
- 背景世界をはじめとするフレイバーの制作を担当する。カード名とフレイバー・テキストの多くはクリエイティブ・チームにより手掛けられる。Brady Dommermuthがディレクターを務める。
- 編集チーム
- 文章欄の校訂を担当する。
- マジック・デジタル・チーム
- 『Magic Online』や『デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ』といったコンピューターゲームなどのデジタルコンテンツに関するデザインを担当する。Magic Onlineの開発チームとは別である。
関連カード
- Look at Me, I'm R&D - アンヒンジドで登場したR&Dの名を冠するカード。R&Dの名の下にエラッタを作り出すことができる。
- 研究+開発/Research+Development - 2つのカード名を繋げると当時のR&Dの正式名称になる。