とっぴな研究/Wild Research

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赤らしい[[サーチ]]カード。[[ギャンブル/Gamble]]などと同様に、サーチした後[[無作為に|ランダム]][[ディスカード]]。そのためサーチしたカードを[[捨てる]]羽目になるかもしれないという微妙なカードであった。
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[[赤]]らしい不安定な[[サーチ]][[能力]]を持つ[[エンチャント]]。[[白マナ]][[エンチャント]][[青マナ]][[インスタント]]をサーチできる。
  
しかし[[マッドネス]]が登場するとなかなか使えるカードになる。青と赤のマッドネス・カードはいずれもサーチ可能な[[インスタント]]だったため、それをサーチして捨てて[[プレイ]]というのを繰り返すという[[コンボ]]があった。
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[[ギャンブル/Gamble]]などと同様に、サーチした後[[無作為に]][[捨てる]]。そのためサーチした[[カード]]を捨てる羽目になるかもしれないという危険性をはらんでいる。だが、[[カード・アドバンテージ]]的には特に損とはいえず、また、能力は何度でも使用できることからサーチ先を複数枚[[デッキ]]に投入していれば危険性を低減できる。こうした[[構築]]段階での努力をしても最悪の状況は訪れるものだが、[[素引き]]できる確率よりこれで捨ててしまう可能性のほうが低いと考えれば、「もともとこの[[ゲーム]]では[[引く|引ける]]ものではなかった」と割り切ることもできる。
  
トーナメントレベルとまではいかなかったが、新たなカードが出ることによってどんなカードも出世の可能性があることをよく示したカードだろう。
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エンチャントやインスタントを中心としたデッキではかなりの威力を発揮する。[[プロツアーニューオーリンズ01]]でベスト4入りした[[Jelger Wiegersma]]の[[メイヤーオース]]で採用され、[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]による[[ライブラリー]]修復と強烈な[[シナジー]]を作り出した。そのデッキはこの[[カード名]]をとって「ワイルドオース」とも呼ばれる。また、[[バベル]]にこのカードを用いた例もある。→[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpstrategy/jp20020129b 参考]
  
*あえて白の方と組み合わせるなら[[補充/Replenish]]が適任か。[[フォーマット]]を選ぶ必要はあるが。
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[[青赤マッドネス]]にも用いられていた。[[]]と赤の[[マッドネス]]・カードはいずれもインスタントだったため、それをサーチして捨てて[[唱える]]のを繰り返す[[コンボ]]が可能。しかし、やはり[[共鳴者]]としての安定性は欠けていた。
  
2004年9月23日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定される。
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2004年9月23日より[[プリズマティック]]で[[禁止カード]]に指定されたが、2008年12月10日より禁止が解除された。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:アポカリプス]] - [[レア]]

2012年3月2日 (金) 21:45時点における最新版


Wild Research / とっぴな研究 (2)(赤)
エンチャント

(1)(白):あなたのライブラリーからエンチャント・カード1枚を探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、カード1枚を無作為に選んで捨てる。その後、ライブラリーを切り直す。
(1)(青):あなたのライブラリーからインスタント・カード1枚を探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、カード1枚を無作為に選んで捨てる。その後、ライブラリーを切り直す。


らしい不安定なサーチ能力を持つエンチャント白マナエンチャント青マナインスタントをサーチできる。

ギャンブル/Gambleなどと同様に、サーチした後無作為に捨てる。そのためサーチしたカードを捨てる羽目になるかもしれないという危険性をはらんでいる。だが、カード・アドバンテージ的には特に損とはいえず、また、能力は何度でも使用できることからサーチ先を複数枚デッキに投入していれば危険性を低減できる。こうした構築段階での努力をしても最悪の状況は訪れるものだが、素引きできる確率よりこれで捨ててしまう可能性のほうが低いと考えれば、「もともとこのゲームでは引けるものではなかった」と割り切ることもできる。

エンチャントやインスタントを中心としたデッキではかなりの威力を発揮する。プロツアーニューオーリンズ01でベスト4入りしたJelger Wiegersmaメイヤーオースで採用され、ガイアの祝福/Gaea's Blessingによるライブラリー修復と強烈なシナジーを作り出した。そのデッキはこのカード名をとって「ワイルドオース」とも呼ばれる。また、バベルにこのカードを用いた例もある。→参考

青赤マッドネスにも用いられていた。と赤のマッドネス・カードはいずれもインスタントだったため、それをサーチして捨てて唱えるのを繰り返すコンボが可能。しかし、やはり共鳴者としての安定性は欠けていた。

2004年9月23日よりプリズマティック禁止カードに指定されたが、2008年12月10日より禁止が解除された。

[編集] 参考

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