ショッカー/Shocker
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==関連カード== | ==関連カード== |
2011年11月3日 (木) 17:07時点における版
Shocker / ショッカー (1)(赤)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
ショッカーがプレイヤーにダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札のカードをすべて捨てる。その後同じ枚数のカードを引く。
1/1ダメージを与えることで誘発する、変化の風/Winds of Changeのような能力を持つクリーチャー。ダメージを受けたプレイヤーは手札を捨てて同じ枚数のカードを引く。この効果は、元々の手札の枚数に大きく左右され、手札が0枚ならば何も起こらない。
誘発条件の性質上、ティム化させるオーラ(特に色も同じ赤の炎の鞭/Fire Whip)と相性が良い。これによって対戦相手に限らず、自分もこれの能力を利用することが可能になる。
効果自体は単純なものの様々な性格を持っている。つまり、#手札の交換、#手札破壊、#ライブラリー破壊、#墓地肥やしといった具合(以下参照)。
- 手札の交換
- これは古い手札を新しい手札に交換する働きがある。
- 相手に使う場合、いい手札を腐った手札にできれば良いが、その逆も起こりる。相手にアドバンテージを与えうる危険性も忘れないこと。
- 自分に使う場合、手札が腐っているときに有効である。
- 手札破壊
- 一度手札を捨てさせるため、手札破壊の性質も有する。あるいはその反対に、共鳴者的に考えてマッドネスに利用できる。
- 偏頭痛/Megrimなどを誘発できる。
- ライブラリー破壊
- 能力が誘発するたびに、ライブラリーから多くのカードが失われるためライブラリー破壊として機能する。
- ライブラリー破壊デッキのウィップ・ショッカーは、天敵のガイアの祝福/Gaea's Blessingの誘発型能力を無視できたため活躍した。
- 墓地肥やし
- 誘発ごとにカードが墓地に落ちるため、墓地は肥えていく。スレッショルドやフラッシュバック、墓地を利用する各種ギミック(リアニメイトなど)と相性が良い。
- したがって、対戦相手がそういったデッキの場合、これの能力は相手を手助けすることになってしまう。
また、炎叫びの杖/Fireshriekerや軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legionで二段攻撃を与えると効率は二倍に上げられる。もっとも、回避能力がないので心許ないのだが。
スタンダードでは、青単系のデッキに対するサイドボードとしても使用されていた。当時の青は転覆/Capsizeやミューズの囁き/Whispers of the Museを利用してアドバンテージを得るタイプが多かったため、そうした特定のカードを捨てさせる事に大きな意味があったからである。
関連カード
- この能力はのちにドラゴン魔道士/Dragon Mageに引き継がれた。そちらは変化の風ではなくWheel of Fortuneが誘発する。
- 更にその後、時のらせんにてカード名も能力も直系の子孫である棘のショッカー/Barbed Shockerが登場。炎の鞭もタイムシフトしているため、時のらせんブロック内でウィップ・ショッカーが組める。