「The Spy」を編集中
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− | '''The Spy'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[エターナル]]や[[パウパー]]に存在する[[コンボデッキ]]。'''Breakfast Burrito | + | '''The Spy'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[エターナル]]や[[パウパー]]に存在する[[コンボデッキ]]。'''Breakfast Burrito'''とも呼ばれる。 |
==概要== | ==概要== | ||
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[[あなた|自分]]を[[対象]]に[[研磨]]型の[[ライブラリー破壊]]を行い、[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]のが基本戦略。これを達成するため、[[土地]]を1枚も用いないという一風変わった[[デッキ]]構成を取っている。 | [[あなた|自分]]を[[対象]]に[[研磨]]型の[[ライブラリー破壊]]を行い、[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]のが基本戦略。これを達成するため、[[土地]]を1枚も用いないという一風変わった[[デッキ]]構成を取っている。 | ||
− | [[ | + | *デッキ名の由来は[[キーカード]]の[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]から。Breakfast Burritoは[[セファリッド・ブレックファースト]]の流れを汲んだものだろう。 |
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==エターナル== | ==エターナル== | ||
最初に登場したのは[[レガシー]]と[[ヴィンテージ]]である。 | 最初に登場したのは[[レガシー]]と[[ヴィンテージ]]である。 | ||
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{{#card:Dread Return}} | {{#card:Dread Return}} | ||
− | [[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]] | + | まず第一段階として、[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]、[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などを駆使し、[[土地]]によらずに4[[マナ]]を確保する。次にこのマナから[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]か[[地底街の密告人/Undercity Informer]]を[[唱える|唱え]]、[[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]。こうすると複数体の[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]が[[戦場に出る]]ので、それらや欄干のスパイを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[戦慄の復活/Dread Return]]を[[フラッシュバック]]し、[[フィニッシャー]]を[[リアニメイト]]して[[勝利]]する。 |
− | 戦慄の復活のリアニメイト候補は主に2種類。1つは[[栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Rise]]で、これ経由でさらに[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]]と[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]をリアニメイトし、ライブラリーが空の状態で[[引く|ドロー]]する。もう1つは[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]で、[[トリスケリオン/Triskelion]]+[[絶滅の王/Lord of Extinction]]で大火力の砲台とするか、[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]+絶滅の王で強力な[[アタッカー]]を作り出す。 | + | 戦慄の復活のリアニメイト候補は主に2種類。1つは[[栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Rise]]で、これ経由でさらに[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]]と[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]をリアニメイトし、ライブラリーが空の状態で[[引く|ドロー]]する。もう1つは[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]で、[[トリスケリオン/Triskelion]]+[[絶滅の王/Lord of Extinction]]で大火力の砲台とするか、[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]+絶滅の王で強力な[[アタッカー]]を作り出す。 |
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*[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]も重要なパーツ。墓地からでも唱えられる[[手札破壊]]という役割に加え、自分を[[対象]]にして[[手札]]に来た[[コンボパーツ]]を墓地に落とすという使い方もある。 | *[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]も重要なパーツ。墓地からでも唱えられる[[手札破壊]]という役割に加え、自分を[[対象]]にして[[手札]]に来た[[コンボパーツ]]を墓地に落とすという使い方もある。 | ||
+ | *[[Charbelcher]]とはデッキの構造がよく似ており、実際に[[アグレッシブ・サイドボーディング]]によってCharbelcherになることもある。 | ||
*[[ミラーマッチ]]は[[対戦相手]]に研磨するだけで勝負が決まるため、[[墓地対策]]すら無意味となる。Charbelcherへの変形はこれを防ぐ意味でも有効である。 | *[[ミラーマッチ]]は[[対戦相手]]に研磨するだけで勝負が決まるため、[[墓地対策]]すら無意味となる。Charbelcherへの変形はこれを防ぐ意味でも有効である。 | ||
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==== レガシー ==== | ==== レガシー ==== | ||
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*備考 | *備考 | ||
**[[グランプリニュージャージー14]]・[[グランプリ・トライアル|トライアル]] 5-0 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpnj14/trialwinningdecklists 参考]) | **[[グランプリニュージャージー14]]・[[グランプリ・トライアル|トライアル]] 5-0 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpnj14/trialwinningdecklists 参考]) | ||
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{{#MagicFactory:df312943}} | {{#MagicFactory:df312943}} | ||
− | *[[ドレッジ#レガシー|Manaless Dredge]]との[[ハイブリッドデッキ]]。 | + | *[[レガシー]]のタイプ。[[ドレッジ#レガシー|Manaless Dredge]]との[[ハイブリッドデッキ]]。 |
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==パウパー== | ==パウパー== | ||
[[パウパー]]にも[[地雷]][[デッキ]]として存在している。 | [[パウパー]]にも[[地雷]][[デッキ]]として存在している。 | ||
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{{#card:Morgue Theft}} | {{#card:Morgue Theft}} | ||
− | [[ | + | [[Elvish Spirit Guide]]などの[[マナ加速]]手段に欠けるパウパーでは、追加のマナ確保手段としてデッキに1枚のみ[[森/Forest]]を入れ、それを[[土地譲渡/Land Grant]]で持ってくるという形が主流である。そこから[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]、[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などから[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]を[[唱える|唱えて]][[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]までの手順は[[#エターナル|エターナル版]]と同様である。 |
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*[[地底街の密告人/Undercity Informer]]は[[アンコモン]]なので使用できず、安定性の低さが難となる。このため、欄干のスパイの[[サーチ]]手段として[[ディミーア家の護衛/Dimir House Guard]]を採用したり、追加の[[研磨]]手段として[[証拠隠滅/Destroy the Evidence]]を用いたりする場合もある。 | *[[地底街の密告人/Undercity Informer]]は[[アンコモン]]なので使用できず、安定性の低さが難となる。このため、欄干のスパイの[[サーチ]]手段として[[ディミーア家の護衛/Dimir House Guard]]を採用したり、追加の[[研磨]]手段として[[証拠隠滅/Destroy the Evidence]]を用いたりする場合もある。 | ||
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*モルグの窃盗で[[血の執行司祭/Blood Celebrant]]を回収して[[青マナ]]を確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[奈落の守り手/Pit Keeper]]を回収してETB能力で[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]を回収する。これにより、洞窟のハーピーと奈落の守り手を出し入れすることでマナとライフの続く限りクリーチャーを墓地から回収し放題となる。そこから[[記憶の壁/Mnemonic Wall]]を回収、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し、忌むべき者の歌を何度も打って[[無限マナ]]を出す。最終的に[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]を回収し、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し無限[[ドレイン]](実際には無限マナを出す過程でライフが減るため、ドレインを途中に挟む必要がある)。 | *モルグの窃盗で[[血の執行司祭/Blood Celebrant]]を回収して[[青マナ]]を確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[奈落の守り手/Pit Keeper]]を回収してETB能力で[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]を回収する。これにより、洞窟のハーピーと奈落の守り手を出し入れすることでマナとライフの続く限りクリーチャーを墓地から回収し放題となる。そこから[[記憶の壁/Mnemonic Wall]]を回収、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し、忌むべき者の歌を何度も打って[[無限マナ]]を出す。最終的に[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]を回収し、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し無限[[ドレイン]](実際には無限マナを出す過程でライフが減るため、ドレインを途中に挟む必要がある)。 | ||
*モルグの窃盗で血の執行司祭を回収して[[白マナ]]と青マナを確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[レオニンの従者/Leonin Squire]]を回収してETB能力で[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]]を回収、忌むべき者の歌をライブラリーに戻し即座にドローしマナを増やす。墓地の[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]でレオニンの従者の能力を再利用し、最終的には[[ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch]]などの[[X火力]]を妖術師のガラクタで戻し勝利する。 | *モルグの窃盗で血の執行司祭を回収して[[白マナ]]と青マナを確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[レオニンの従者/Leonin Squire]]を回収してETB能力で[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]]を回収、忌むべき者の歌をライブラリーに戻し即座にドローしマナを増やす。墓地の[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]でレオニンの従者の能力を再利用し、最終的には[[ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch]]などの[[X火力]]を妖術師のガラクタで戻し勝利する。 | ||
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===サンプルリスト=== | ===サンプルリスト=== | ||
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*備考 | *備考 | ||
**Pauper Daily #7500338 on 09/28/2014 3-1 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-09-29 参考]) | **Pauper Daily #7500338 on 09/28/2014 3-1 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-09-29 参考]) | ||
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*洞窟のハーピーとETB能力持ちのクリーチャーを用いるタイプ。 | *洞窟のハーピーとETB能力持ちのクリーチャーを用いるタイプ。 | ||
*[[サイドボード]]に[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]と[[死体発掘/Exhume]]があり、[[リアニメイト]]戦略も取れるようになっている。 | *[[サイドボード]]に[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]と[[死体発掘/Exhume]]があり、[[リアニメイト]]戦略も取れるようになっている。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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[[Category:5色コンボデッキ]] | [[Category:5色コンボデッキ]] | ||
[[Category:5色リアニメイトデッキ]] | [[Category:5色リアニメイトデッキ]] | ||
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[[Category:レガシーデッキ]] | [[Category:レガシーデッキ]] | ||
[[Category:ヴィンテージデッキ]] | [[Category:ヴィンテージデッキ]] | ||
[[Category:パウパーデッキ]] | [[Category:パウパーデッキ]] |