「闇の取り引き/Dark Bargain」を編集中
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[[黒]]によくある[[ライフ]]を犠牲に[[手札]]を増やす[[呪文]]。過去のカードでは[[苦々しい天啓/Bitter Revelation]]に近い。 | [[黒]]によくある[[ライフ]]を犠牲に[[手札]]を増やす[[呪文]]。過去のカードでは[[苦々しい天啓/Bitter Revelation]]に近い。 | ||
− | [[ライブラリー]]を3枚掘り進めながら質の高い手札を得られる[[インスタント]]であり、登場時点の[[スタンダード]]で使われている[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]と比較しても遜色のない性能。[[墓地]]を[[肥やす|肥やせる]]点も様々なカードと[[シナジー]]を形成でき、[[青]]を使わない[[ | + | [[ライブラリー]]を3枚掘り進めながら質の高い手札を得られる[[インスタント]]であり、登場時点の[[スタンダード]]で使われている[[天才の片鱗/Glimmer of Genius]]と比較しても遜色のない性能。[[墓地]]を[[肥やす|肥やせる]]点も様々なカードと[[シナジー]]を形成でき、[[青]]を使わない[[コントロール (デッキ)|コントロール]]を組むなら一考に値する良[[コモン]]。 |
[[リミテッド]]では、4マナとやや[[重い|重め]]ながらも[[カード・アドバンテージ]]を得られる呪文であり有用。特に[[除去]]や[[フィニッシャー]]が少ないデッキでは、それらを探し当てる助けになる。[[菌類の勢力範囲/Fungal Plots]]や[[ウルザの秘本/Urza's Tome]]など、墓地に落としたカードを利用できる構成にできればなお良い。 | [[リミテッド]]では、4マナとやや[[重い|重め]]ながらも[[カード・アドバンテージ]]を得られる呪文であり有用。特に[[除去]]や[[フィニッシャー]]が少ないデッキでは、それらを探し当てる助けになる。[[菌類の勢力範囲/Fungal Plots]]や[[ウルザの秘本/Urza's Tome]]など、墓地に落としたカードを利用できる構成にできればなお良い。 | ||
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[[ドミナリア]]版の{{Gatherer|id=444316}}と[[フレイバー・テキスト]]には、[[アーボーグ/Urborg]]の[[沼]]の[[スピリット|精霊]]が、怪しげな品物を[[陰謀団/The Cabal]]の[[騎士]]に売り付ける場面が描かれている。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の黒における「取り引き/''Bargain''」というと[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain|邪悪な存在との契約・取引]]を想像するが、この場合は本当に「[[Wikipedia:ja:バーゲンセール|バーゲンセール]]」のような意味のようだ。 | [[ドミナリア]]版の{{Gatherer|id=444316}}と[[フレイバー・テキスト]]には、[[アーボーグ/Urborg]]の[[沼]]の[[スピリット|精霊]]が、怪しげな品物を[[陰謀団/The Cabal]]の[[騎士]]に売り付ける場面が描かれている。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の黒における「取り引き/''Bargain''」というと[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain|邪悪な存在との契約・取引]]を想像するが、この場合は本当に「[[Wikipedia:ja:バーゲンセール|バーゲンセール]]」のような意味のようだ。 | ||
*[[ドミナリア]]のリードアートディレクターの[[Mark Winters]]は、危険で不気味なものはチャーミングでもあるというアイディアを、[[Wikipedia:ja:マイク・ミニョーラ|マイク・ミニョーラ]]や[[Wikipedia:ja:宮崎駿|宮崎駿]]の要素を混ぜて黒のフレーバーに与えたかったと語っている<ref>[https://youtu.be/YpK0fNBvozM?t=8m19s [PV]Access Magic :『ドミナリア』第1話](動画 Youtubeマジック:ザ・ギャザリング公式チャンネル)</ref>。 | *[[ドミナリア]]のリードアートディレクターの[[Mark Winters]]は、危険で不気味なものはチャーミングでもあるというアイディアを、[[Wikipedia:ja:マイク・ミニョーラ|マイク・ミニョーラ]]や[[Wikipedia:ja:宮崎駿|宮崎駿]]の要素を混ぜて黒のフレーバーに与えたかったと語っている<ref>[https://youtu.be/YpK0fNBvozM?t=8m19s [PV]Access Magic :『ドミナリア』第1話](動画 Youtubeマジック:ザ・ギャザリング公式チャンネル)</ref>。 | ||
− | *この精霊は[[団結のドミナリア]]で登場した[[窃取/Pilfer]]の{{Gatherer|id=575887}}にも描かれている。また、[[骨を積む者、リーザグ/Reezug, the Bonecobbler]]の[https://scryfall.com/card/ydmu/10/reezug-the-bonecobbler イラスト]も酷似しているが、同一人物か否かは明らかにされていない。 | + | *この精霊は[[団結のドミナリア]]で登場した[[窃取/Pilfer]]の{{Gatherer|id=575887}}にも描かれている。また、[[骨を積む者、リーザグ/Reezug, the Bonecobbler]]の[https://scryfall.com/card/ydmu/10/reezug-the-bonecobbler イラスト]も酷似しているが、同一人物か否かは明らかにされていない。 |
*フレイバー・テキストに書かれた名前はどちらもアーボーグの高名な[[Lich|リッチ/Lich]]である。[[時のらせん]]時代のキャラクターの[[アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg#ストーリー|ラタドラビック/Ratadrabik]]はともかく、[[ネビニラル/Nevinyrral]]に至っては[[アイスエイジ|氷河期]]以前のキャラクターであり、その遺物が残っているとは考えにくい。本物か疑わしい商品を熱心なセールストークで売りつけようとする姿は商魂逞しく、買い物をしている黒騎士の姿もなんだかシュールである。 | *フレイバー・テキストに書かれた名前はどちらもアーボーグの高名な[[Lich|リッチ/Lich]]である。[[時のらせん]]時代のキャラクターの[[アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg#ストーリー|ラタドラビック/Ratadrabik]]はともかく、[[ネビニラル/Nevinyrral]]に至っては[[アイスエイジ|氷河期]]以前のキャラクターであり、その遺物が残っているとは考えにくい。本物か疑わしい商品を熱心なセールストークで売りつけようとする姿は商魂逞しく、買い物をしている黒騎士の姿もなんだかシュールである。 | ||
**後にラタドラビックは4560[[AR]]時点で存命(?)であることが明らかになったが、ネビニラルに関しては上記の通りなので胡散臭さは拭えない。 | **後にラタドラビックは4560[[AR]]時点で存命(?)であることが明らかになったが、ネビニラルに関しては上記の通りなので胡散臭さは拭えない。 | ||
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*[[闇取引/Dark Deal]]という非常に似た[[カード名|名前]]のカードが存在する。そちらはちゃんと(?)[[ラクシャーサ/Rakshasa|悪魔]]との取引が描かれている。({{Gatherer|id=392926}}) | *[[闇取引/Dark Deal]]という非常に似た[[カード名|名前]]のカードが存在する。そちらはちゃんと(?)[[ラクシャーサ/Rakshasa|悪魔]]との取引が描かれている。({{Gatherer|id=392926}}) | ||
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+ | {{フレイバーテキスト|「大ラタドラビックの膿疱がある。安くしとくよ。だめかい?じゃあ、ネビニラルの屍骸粉液ならいいだろう。本物だよ!」}} | ||
==脚注== | ==脚注== |