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[[バイバック]]が付いて1[[マナ]][[重い|重く]]なった[[ブーメラン/Boomerang]]。バイバック付きの[[呪文]]の中でも強力なものである。 | [[バイバック]]が付いて1[[マナ]][[重い|重く]]なった[[ブーメラン/Boomerang]]。バイバック付きの[[呪文]]の中でも強力なものである。 | ||
− | バイバックが付いていることで、[[バウンス]]の弱点である[[カード・アドバンテージ]] | + | バイバックが付いていることで、[[バウンス]]の弱点である[[カード・アドバンテージ]]の損失がかなり緩和されている。計6マナというのは結構重いが、[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]で[[コスト]]を減らせば比較的早い段階でバイバックできる。1[[ターン]]1回だけでも有効なのだが、2回3回と使えるようになるとまさに暴力的となる。 |
− | + | 特に[[土地]]を[[戻す|戻せる]]のが強力で、[[対戦相手]]の土地をすべて戻してしまうと擬似[[ロック]]状態となる。当時、このような動きをする[[メダリオンブルー]]というデッキが活躍した。[[アウェイクニング]]や[[ターボランド (デッキ)|ターボランド]]でも大量マナにものを言わせ連打してくる。 | |
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+ | また上記の理由から通常の[[パーミッション]]でも後半の決め手となるため、[[エターナル]]では[[狡猾な願い/Cunning Wish]]から飛んでくることも。 | ||
*[[パーマネント]]を対象に取る呪文なので、いわゆる[[立ち消え]]が起こる危険がある。立ち消えるとバイバック・コストを払っていたとしても、ルールによって解決されず[[墓地]]に置かれる。これがこの呪文最大の弱点。 | *[[パーマネント]]を対象に取る呪文なので、いわゆる[[立ち消え]]が起こる危険がある。立ち消えるとバイバック・コストを払っていたとしても、ルールによって解決されず[[墓地]]に置かれる。これがこの呪文最大の弱点。 | ||
− | ** | + | **[[砕土/Harrow]]や、次の[[ウルザ・ブロック]]に登場した[[ギックスのかぎ爪/Claws of Gix]]が天敵。対象を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られて立ち消えさせられてしまう。砕土は追加コストなので打ち消しが効かず、ギックスのかぎ爪は[[マナ・コスト]]も[[起動コスト]]も非常に軽いうえに生け贄が能力の「起動コスト」であるためさらに割り込んで対処することがほぼ不可能と、非常に厄介。 |
*[[The Top 50 Blue Cards]]の[[リミテッド]]部門では、[[変異種/Morphling]]を抑え1位の座を獲得した。 | *[[The Top 50 Blue Cards]]の[[リミテッド]]部門では、[[変異種/Morphling]]を抑え1位の座を獲得した。 | ||
*こんな強力カードだが[[コモン]]であったため、当時のリミテッド環境は大変バランスの悪いものとなっていた。[[Tempest Remastered]]では[[アンコモン]]に格上げ。 | *こんな強力カードだが[[コモン]]であったため、当時のリミテッド環境は大変バランスの悪いものとなっていた。[[Tempest Remastered]]では[[アンコモン]]に格上げ。 |