「神 (テーロス・ブロック)」を編集中
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==解説== | ==解説== | ||
− | いずれも[[神]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[伝説の]][[クリーチャー・エンチャント]]で、[[破壊不能]]を持ち、[[信心]]が指定された値未満のときは[[クリーチャー]]ではなくなる「顕現」を表した[[ペナルティ能力]] | + | いずれも[[神]]の[[クリーチャー・タイプ]]を持つ[[伝説の]][[クリーチャー・エンチャント]]で、[[破壊不能]]を持ち、[[信心]]が指定された値未満のときは[[クリーチャー]]ではなくなる「顕現」を表した[[ペナルティ能力]]を持つ。 |
いずれも高い[[カードパワー]]を持つが、自身の色の[[マナ・シンボル]]を1つずつしか持たない。[[色拘束]]が強いと自身を含めた少数の[[パーマネント]]で信心を満たしてしまい、「その色への忠誠の度合い」を表す信心のフレイバーを損なう事への配慮と思われる。 | いずれも高い[[カードパワー]]を持つが、自身の色の[[マナ・シンボル]]を1つずつしか持たない。[[色拘束]]が強いと自身を含めた少数の[[パーマネント]]で信心を満たしてしまい、「その色への忠誠の度合い」を表す信心のフレイバーを損なう事への配慮と思われる。 | ||
[[テーロス・ブロック]]では[[単色]]のサイクルと[[色の組み合わせ|2色の組み合わせ]]のサイクル、計15枚が登場した。[[テーロス還魂記]]では同一のデザインで再登場し、新たに7枚が作られた。 | [[テーロス・ブロック]]では[[単色]]のサイクルと[[色の組み合わせ|2色の組み合わせ]]のサイクル、計15枚が登場した。[[テーロス還魂記]]では同一のデザインで再登場し、新たに7枚が作られた。 | ||
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==ルール== | ==ルール== | ||
− | * | + | *「[[信心]]がN未満であるかぎり、[カード名]はクリーチャーではない。」の能力は、[[戦場]]で[[表向き]]である場合のみ機能する。信心が指定された値を下回っても、戦場以外の[[領域]]では常にクリーチャー・カードである。 |
− | + | **信心の値に依らず、[[手札]]の神を[[強迫/Duress]]で[[捨てる|捨て]]させることはできず、[[スタック]]上の神を[[否認/Negate]]の[[対象]]に取ることはできず、[[俗世の教示者/Worldly Tutor]]や[[召喚の調べ/Chord of Calling]]などで[[ライブラリー]]から神を[[探す]]ことができる。 | |
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− | **信心の値に依らず、[[手札]]の神を[[強迫/Duress]]で[[捨てる|捨て]]させることはできず、[[スタック]]上の神を[[否認/Negate]]の[[対象]]に取ることはできず、 | + | |
**神が、[[オパール色の輝き/Opalescence]]などの[[クリーチャー化]][[効果]]を受ける場合、[[タイムスタンプ]]を考慮する必要がある。 | **神が、[[オパール色の輝き/Opalescence]]などの[[クリーチャー化]][[効果]]を受ける場合、[[タイムスタンプ]]を考慮する必要がある。 | ||
− | ***神の後でオパール色の輝きが[[戦場に出る|戦場に出た]] | + | ***神の後でオパール色の輝きが[[戦場に出る|戦場に出た]]場合、神は信心の値に依らずエンチャント・クリーチャーである。 |
− | *** | + | ***オパール色の輝きの後で神が戦場に出た場合、神は信心が指定された値以上ならばエンチャント・クリーチャーになり、信心が指定された値未満であればクリーチャーではないエンチャントになる。 |
− | ***上記のいずれの場合においても、もしクリーチャーなのであれば、[[P/T]]は元のP/Tが無視され、オパール色の輝きによって定められる「[[ | + | ***上記のいずれの場合においても、もしクリーチャーなのであれば、[[P/T]]は元のP/Tが無視され、オパール色の輝きによって定められる「[[点数で見たマナ・コスト]]に等しいP/T」となる([[種類別]]のルールによる)。 |
**[[統率者戦]]において、[[統率者]]に指定することができる。 | **[[統率者戦]]において、[[統率者]]に指定することができる。 | ||
− | **神が[[予示 | + | **神が[[予示]]で[[裏向き]]になっている場合、信心の値に依らず、そのマナ・コストを支払って表向きにできる。 |
− | *[[戦場に出る]]際、どの[[置換効果]]が適用されるかは、パーマネントが戦場に出た時点で取るであろう特性を見る。これにはパーマネント自身の常在型能力を考慮に入れる({{CR|614.12}}) | + | *[[戦場に出る]]際、どの[[置換効果]]が適用されるかは、パーマネントが戦場に出た時点で取るであろう特性を見る。これにはパーマネント自身の常在型能力を考慮に入れる({{CR|614.12}})。例えば太陽の神、ヘリオッドを例に挙げると、[[白]]への信心が5未満の時にヘリオッドが戦場に出る場合、ヘリオッドは[[威圧する君主/Imposing Sovereign]]や[[練達の生術師/Master Biomancer]]の置換効果の適用を受けない。ヘリオッドが戦場に出ることによって信心が5以上になるとしても、置換効果の適用時には信心は5未満なのでクリーチャーではないものとして扱う<ref>[http://blogs.magicjudges.org/rulestips/2013/10/gods-4-devotion-and-entering-the-battlefield/ Gods, 4 devotion, and entering the battlefield](Magic Jugde Rules Blog 2013年10月21日)</ref>。 |
*戦場に出たとき、信心が指定された値未満ならば神はクリーチャーではないエンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで[[誘発]]する能力は誘発しない。 | *戦場に出たとき、信心が指定された値未満ならば神はクリーチャーではないエンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで[[誘発]]する能力は誘発しない。 | ||
**神自身が戦場に出ることによって信心が指定された値以上となる場合、それはクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで誘発する能力は誘発する。 | **神自身が戦場に出ることによって信心が指定された値以上となる場合、それはクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。クリーチャーが戦場に出ることで誘発する能力は誘発する。 | ||
*クリーチャーでなくなった場合、神などのクリーチャー・タイプも失う。 | *クリーチャーでなくなった場合、神などのクリーチャー・タイプも失う。 | ||
− | * | + | *神々が持つ能力は、それがクリーチャーでなくても機能する。 |
− | *[[攻撃]]または[[ブロック]]している神がクリーチャーでなくなった場合、[[戦闘から取り除く]]。 | + | *[[攻撃]]または[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]している神がクリーチャーでなくなった場合、[[戦闘から取り除く]]。 |
− | *神が[[ダメージ]]を負った後にクリーチャーではなくなり、その[[ターン]] | + | *神が[[ダメージ]]を負った後にクリーチャーではなくなり、その[[ターン]]中に再びクリーチャーとなった場合、そのダメージは負ったままである。ただし破壊不能を持つためほとんどの場合は意味を持たない。 |
==該当カード== | ==該当カード== | ||
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*[[運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny]]([[赤緑]]) | *[[運命の神、クローティス/Klothys, God of Destiny]]([[赤緑]]) | ||
*[[埋葬布を纏う者、エイスリオス/Athreos, Shroud-Veiled]]([[白黒]]) | *[[埋葬布を纏う者、エイスリオス/Athreos, Shroud-Veiled]]([[白黒]]) | ||
+ | |||
+ | ===[[チャレンジ・デッキ]]=== | ||
+ | *[[覚醒したゼナゴス/Xenagos Ascended]] | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | [[テーロス/Theros]]に住まう者達から崇められている大いなる者達。[[ニクス/Nyx]]と呼ばれる星空の世界に住まい、それぞれが[[次元/Plane]]の根底をなす様々な物事を司っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/planeswalkers-guide-theros-part-1-2013-08-21 Planeswalker's Guide to Theros, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004062/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1]([[Making Magic]] [[2013年]]8月21日 [[クリエイティブ・チーム|The Magic Creative Team]]著)</ref> | + | [[テーロス/Theros]]に住まう者達から崇められている大いなる者達。[[ニクス/Nyx]]と呼ばれる星空の世界に住まい、それぞれが[[次元/Plane]]の根底をなす様々な物事を司っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/planeswalkers-guide-theros-part-1-2013-08-21 Planeswalker's Guide to Theros, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004062/ プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1]([[Making Magic]] [[2013年]]8月21日 [[クリエイティブ・チーム|The Magic Creative Team]]著)</ref>。多大な信仰を集める強大な存在ではあるが、その大半は移り気で利己的かつ狭量。定命の者に慈悲深く手を差し伸べる事もあれば、気まぐれに理不尽とも言える天罰を下す事もある。神同士の争いに人々を利用し、巻き込む事すら珍しくない。一方、人々の信仰を失えば姿と力を失って消滅されることも示唆されている。 |
*万神殿/Pantheonの階級において、第1セットの[[テーロス]]に登場した[[単色]]の5柱の神([[ヘリオッド/Heliod]]、[[タッサ/Thassa]]、[[エレボス/Erebos]]、[[パーフォロス/Purphoros]]、[[ナイレア/Nylea]])が「大神」、[[神々の軍勢]]以降に登場した2色の神が「小神」という扱い。各[[神殿]]はそれぞれの色に対応した小神を祀った建造物である。 | *万神殿/Pantheonの階級において、第1セットの[[テーロス]]に登場した[[単色]]の5柱の神([[ヘリオッド/Heliod]]、[[タッサ/Thassa]]、[[エレボス/Erebos]]、[[パーフォロス/Purphoros]]、[[ナイレア/Nylea]])が「大神」、[[神々の軍勢]]以降に登場した2色の神が「小神」という扱い。各[[神殿]]はそれぞれの色に対応した小神を祀った建造物である。 | ||
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:海の神。詳細は[[タッサ/Thassa]]を参照。 | :海の神。詳細は[[タッサ/Thassa]]を参照。 | ||
;[[エレボス/Erebos]] | ;[[エレボス/Erebos]] | ||
− | : | + | :死の国の神。詳細は[[エレボス/Erebos]]を参照。 |
;[[パーフォロス/Purphoros]] | ;[[パーフォロス/Purphoros]] | ||
:鍛冶の神。詳細は[[パーフォロス/Purphoros]]を参照。 | :鍛冶の神。詳細は[[パーフォロス/Purphoros]]を参照。 | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
<references/> | <references/> | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[神]] | *[[神]] | ||
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*[[カードの俗称]] | *[[カードの俗称]] |