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− | '''注釈文'''/''Reminder Text''は、[[文章欄]]において[[キーワード能力]]や直感的に理解しがたい[[カード]]の説明のため、()の中に''斜体''で(日本語版では小さな文字で)書かれた文。 | + | '''注釈文'''/''Reminder Text''は、[[キーワード能力]]や、直感的に理解しがたい[[カード]]の説明のため、()の中に斜体で(最近の日本語版では小さな文字で)書かれた文。[[ゲーム]]のルールには一切影響しない。<!--注釈文のおかげで小型エキスパンションにも新規キーワード能力を使用できるようになった。←要出典。--> |
− | {{#card:Raging Goblin}}
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− | {{#card:Time Stop}}
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− | ==ゲーム上での機能==
| + | 日本語版では[[プロテクション]]や[[エンチャント]]の参照先や、「端数切り捨て」「端数切り上げ」にも括弧が使われいるが、これらは注釈文ではない。[[Oracle]]では括弧書きでも斜体字でもないからである。 |
− | 注釈文はあくまでも補足のために書かれているものに過ぎず、'''[[ゲーム]]のルールには一切影響しない'''。キーワード能力が初登場したときや、[[基本セット]]などの初心者向け商品などには、ルールの説明の必要性があるためよく書かれているが、それ以外(特に高[[レアリティ]]や[[枠#その他|特殊なバリエーションのカード]])ではしばしば省かれる。だからと言ってそれぞれに差異が生じるわけではない。
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− | {{フレイバーテキスト|注釈文とは、あなたがすでに知っているルールをわざわざ解説するカッコつきの斜体文である。||[[Duh]]の注釈文}}
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− | {{#card:Vault Skirge}}
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− | {{#card:Obsidian Fireheart}}
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− | {{#card:Will-Forged Golem}}
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− | 注釈文の多くは[[ルール・テキスト]]の直後に書かれているが、[[ファイレクシア・マナ]]に関する注釈のように独立した行に書かれることも。
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− | またルール上厳密ではないが直感的であったり([[マッドネス]]など)、フレイバーを重視したユニークな表現を用いたりする注釈文を持つカード([[黒曜石の火心/Obsidian Fireheart]]や、[[基本セット2015]]以降の[[召集]]など)もある。
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− | *[[Duh]]など、[[アン・ゲーム]]では注釈文の有無を参照するカードが存在する。「なんでもあり」のアン・ゲーム世界だからこその例外中の例外である。
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− | *[[アングルード2]]では注釈文を使ったお遊びも企画されていた(→[[Gangrene Pepper]])。
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− | ==ルール==
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− | *[[第2面]]が[[クリーチャー]]である[[変身する両面カード]]には、[[第1面]]の[[文章欄]]右下に第2面の[[P/T]]が灰色の文字で印刷されている({{Gatherer|id=337484|カード画像}})。これは注釈文として扱われる({{CR|{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.2c}})。
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− | *[[モードを持つ両面カード]]の両方の面の左下隅には、もう一方の面に関する情報を含むヒントバーが描かれている({{Gatherer|id=493353|カード画像}})。これは注釈文として扱われる({{CR|{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.3f}})。
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| *注釈文を[[文章変更効果]]で書きかえることも可能であるが、それは注釈文が正しくなくなるだけで何の意味ももたない。 | | *注釈文を[[文章変更効果]]で書きかえることも可能であるが、それは注釈文が正しくなくなるだけで何の意味ももたない。 |
− | **よく問題になるのが[[畏怖]]の「[[黒]]」を他の[[色]]に書きかえるときである。詳しくは畏怖のページを参照。 | + | *カードの[[能力]]が複雑であるときやテキスト欄に余裕がないときなどに、注釈の一部ないし全部が省かれていることがあるが、それにより機能が失われることはない(注釈文はルールに関係しないので、当たり前といえば当たり前なのだが)。 |
− | *英語版以外の印刷されたカードの文章では、括弧つきの文章すべてが注釈文というわけではない。注釈文であるかどうかは[[オラクル]]を参照すること。
| + | **例外として、[[アンヒンジド]]の[[Duh]]だけは注釈文の有無が問題になる。 |
− | **日本語版では[[プロテクション]]や[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]などの参照先にも括弧が使われているが、これらは注釈文ではない。 | + | *[[第8版]]以降の[[基本セット]]では全ての[[キーワード能力]]に注釈文が付く([[第10版]]の[[Foil|プレミアム・カード]]除く)。 |
− | ***注釈文と混同しうるため、[[ドミナリア]]以降に登場するキーワード能力では括弧を使わないことになった。([https://mtg-jp.com/reading/mm/0030513/ 参考])
| + | *キーワード能力にいちいち注釈文が付いたらキーワードにした意味が無いという意見もあるが、[[マッドネス]]のように非常に複雑な能力を、直感的な注釈文で表現することもできるため、意外と無駄ではない。 |
− | **過去の日本語版では、「端数切り捨て/切り上げ」も「ライフの半分(端数切り捨て)」などと括弧書きで書かれていたが、これも注釈文ではない。[[ラヴニカへの回帰]]以降は日本語版でも「ライフの端数を切り捨てた半分」などのように括弧を使わずに記述されている。
| + | *最も多く使われている注釈文は、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取や能力付与などに使われる「それは[[ターン終了時に]]終わらない」だろう(しかし、最近はこの注釈も省略されている傾向にある)。 |
− | *[[統率者戦]]などにおける[[固有色]]にも影響しない。
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− | **例えば、[[徴税理事/Syndic of Tithes]]は[[強請]]の注釈文に[[白黒]]の[[混成マナ・シンボル]]を含むが({{Gatherer|id=368316|カード画像}})、固有色は[[白]]のみである。
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− | ==その他==
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− | *[[第8版]]から[[第10版]]の[[基本セット]]では全てのキーワード能力に注釈文が付いていた([[第10版]]の[[プレミアム・カード]]除く)。 | + | |
− | *[[基本セット2011]]現在、オラクルで最も長い注釈文を持つ[[キーワード能力]]は[[他の〜とのバンド]]だろう。 | + | |
− | *最も多く印刷されている注釈文は、[[コントロール]]奪取や能力付与などに使われる「それは[[ターン終了時に]]終わらない」だろう。 | + | |
− | **しかしながら、「継続的効果が永続する」旨の注釈文は混乱を招くとして、近年では使われておらず、[[オラクル]]改訂時に順次削除されている。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/shadows-over-innistrad-update-bulletin-oracle-text-2016-04-07 参考])
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| + | {{フレイバーテキスト|注釈文とは、あなたがすでに知っているルールをわざわざ解説するカッコつきの斜体文である。||[[Duh]]の注釈文}} |
| ==参考== | | ==参考== |
| *[[ルーリング]] | | *[[ルーリング]] |
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− | {{#cr:207.2a}}
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