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| 最初は5[[マナ]]4/4[[飛行]]・[[速攻]]の[[アタッカー]]として働き、7マナ追加すれば7/7になりつつ[[本体]][[火力]]を撃てるため、非常に打撃力が高い。また[[タフネス]]4と[[プロテクション]]([[白]])により多くの[[単体除去]]が効かず、速攻により[[ソーサリー・タイミング]]の[[全体除去]]を撃たれても最低限の仕事ができると、[[除去耐性]]の面でも優秀。 | | 最初は5[[マナ]]4/4[[飛行]]・[[速攻]]の[[アタッカー]]として働き、7マナ追加すれば7/7になりつつ[[本体]][[火力]]を撃てるため、非常に打撃力が高い。また[[タフネス]]4と[[プロテクション]]([[白]])により多くの[[単体除去]]が効かず、速攻により[[ソーサリー・タイミング]]の[[全体除去]]を撃たれても最低限の仕事ができると、[[除去耐性]]の面でも優秀。 |
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− | 登場時の[[スタンダード]]では[[赤]]系の[[ミッドレンジ]]などで採用された。各種[[魔除け]]、[[拘留の宝球/Detention Sphere]]、[[戦導者のらせん/Warleader's Helix]]など白を含む単体除去が多く、[[誘発型能力]]によって[[スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation]]の[[ライフ]][[回復]]を帳消しにできるなど、[[メタゲーム|環境]]的な追い風も多かった。[[ローテーション]]後も、引き続きミッドレンジ系を中心に活躍している。
| + | [[スタンダード]]では[[赤]]系の[[ミッドレンジ]]などで採用候補となり得る1枚。各種[[魔除け]]、[[拘留の宝球/Detention Sphere]]、[[戦導者のらせん/Warleader's Helix]]など白を含む単体除去が多く、[[誘発型能力]]によって[[スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation]]の[[ライフ]][[ゲイン]]を帳消しにできるなど、[[環境]]的な追い風も多い。 |
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− | [[モダン]]では、[[稲妻/Lightning Bolt]]・[[流刑への道/Path to Exile]]・[[突然の衰微/Abrupt Decay]]・[[致命的な一押し/Fatal Push]]といった環境の主要除去に引っかからないことが評価され、こちらも赤系ミッドレンジに採用されることがある。同じ[[マナ・コスト]]の飛行・速攻ドラゴンである[[雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite]]と比較すると、流刑への道が効かない点や、後出しされた[[未練ある魂/Lingering Souls]]の[[トークン]]に[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない点ではこちらが上。特に[[運命再編]]後のモダン環境では上記のカードが多用される[[黒緑白ビートダウン#モダン|アブザン]]が[[トップメタ]]として存在しているため、利用価値も上がっている。 | + | [[モダン]]では主に[[雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite]]との比較になるが、[[流刑への道/Path to Exile]]が効かない点や、後出しされた[[未練ある魂/Lingering Souls]]の[[トークン]]に[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない点ではこちらが上であり、使われる可能性はある。 |
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− | *[[火山のドラゴン/Volcanic Dragon]]の[[上位互換]]に近い。プロテクションにより白の[[オーラ]]や単体強化を施せないデメリットがあるものの、大幅に強化されている。
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− | ==開発秘話==
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− | この[[カード]]は元々、ギリシャ神話の怪物、[[Wikipedia:ja:テューポーン|テューポーン]]をモチーフとしていた。テューポーンは神々をも恐れさせるギリシャ神話最強の怪物で、その巨体は頭が天に届き、両腕を伸ばせば世界の東西の果てに達するほど。上半身は人間だが、両足は大蛇になっており、伝承によっては翼を持つとも、複数の頭を持つともされる。[[ケルベロス/Cerberus|ケルベロス]]、[[双頭のケルベロス/Two-Headed Cerberus|オルトロス]]、[[ハイドラ|ヒュドラー]]、[[キマイラ]]などの父。
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− | {{Gatherer|id=373679}}はテューポーンをモチーフとする赤の[[神話レア]]のドラゴンとして発注された。蛇のような細長い身体に4本の足と巨大な翼を持ち、口から雷を吐く姿はその時の指示に基づくものである。
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− | 怪物化することで得られる[[効果]]は最初[[連続突撃/Relentless Assault]]だったが、後に[[全体火力]]に変更された。さらに次のスタンダード環境を見据えてカードを変更するにあたり、このカードはスフィンクスの啓示を中心とする[[白青|青白]]系[[コントロール (デッキ)|コントロール]]への対策となるカードとして抜擢され、追加効果は対戦相手1人に[[手札]]の数の2倍の[[ダメージ]]を[[与える]]ものとなった。またこれと前後してプロテクション(白)が与えられ、[[波使い/Master of Waves]]、[[霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra]]、[[運命の工作員/Agent of the Fates]](プロテクション([[緑]]))、[[威名の英雄/Fabled Hero]](プロテクション([[黒]]))とともに5枚の[[サイクル]]となっていた(後に運命の工作員と威名の英雄からはプロテクションが削除された)。
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− | その後、[[起動コスト]]や怪物化の値、ダメージ量に調整が加えられ、現在のデザインとなった([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/card-born-2013-09-20 参考]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004152/ 翻訳])。
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper-week-stormbreath-dragon-2013-11-20 壁紙]([[Daily MTG]])
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| *[[カード個別評価:テーロス]] - [[神話レア]] | | *[[カード個別評価:テーロス]] - [[神話レア]] |