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| {{#card:Volrath, the Shapestealer}} | | {{#card:Volrath, the Shapestealer}} |
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− | ウェザーライト・サーガ序盤の黒幕である[[ヴォルラス/Volrath]]が再度の[[カード]]化。[[-1/-1カウンター]]で[[クリーチャー]]を弱体化させる[[能力]]と、[[カウンター (目印)|カウンター]]が置かれたクリーチャーに一時的に化ける能力を持つ[[伝説の]][[多相の戦士]]。
| + | {{未評価|統率者2019}} |
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− | 3[[色]]の[[伝説のクリーチャー]]とはいえ、5[[マナ]]7/5にして[[ペナルティ能力]]なし、さらにゆっくりではあるが-1/-1カウンターによる[[ボードコントロール]]力も持つという、[[戦闘]]能力に優れたクリーチャー。[[P/T]]を維持したまま他のクリーチャーの[[コピー]]になれる点、パワーが7と[[統率者戦]]で[[統率者ダメージ]]21点を満たすのにちょうどよい数値である点がポイントで、いわゆる殴り[[統率者]]としての適性が高い。[[回避能力]]持ちを[[コピー]]できるようにしたいところ。
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− | -1/-1カウンターを置く能力は、[[除去]]になるのと同時に、[[コピー]]の[[対象]]を増やす手段にもなる。とはいえ、当然ながら除去してしまったらコピーできないわけで、若干のちぐはぐさも否めない。コピー対象を自前で用意して[[+1/+1カウンター]]などを乗せていくほうがスムーズだろう。うまくコピー対象が用意できていない状況では、-1/-1カウンターを味方に乗せる選択肢もあることは頭の片隅に入れておきたい。
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− | *[[不死]]クリーチャーとの相性はそこそこ良好。不死持ちの+1/+1カウンターを相殺することができるし、またヴォルラスが[[死亡]]しそうなときは[[対応して]]不死クリーチャーに化けて復活ができる。ただしヴォルラスで不死持ちをコピーするためにはカウンターを乗せた状態を保たねばならない点が少々噛み合わなさがあるか。
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− | *日本語版の[[起動型能力]]の[[ルール文章]]は日本語訳の[[テンプレート]]から外れており、[[対象]]の選定より先にコピー[[効果]]の継続期間が書かれてしまっている。
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− | *[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
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− | ==ルール==
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− | *コピー[[能力]]は[[コピー可能な値]]のみをコピーする。コピー元のクリーチャーが[[タップ状態]]か、[[攻撃]]や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]しているか、置かれている[[カウンター (目印)|カウンター]]や[[つける|ついて]]いる[[オーラ]]や[[装備品]]、その他コピー[[効果]]以外の[[継続的効果]]による[[特性]]の変化などはコピーされない。
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− | **特にヴォルラスの能力の条件として「カウンターが置かれている」ことが要求されているため、混乱を招きやすい。カウンターによって[[P/T]]が変化していたり[[キーワード能力]]を得ていたりしても、それらの変化はコピー可能な値に含まれない。
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− | **逆にヴォルラスの上記の状態は、コピーになる前と変わらず保持される。
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− | *新たに戦場に出るわけではないので、コピー元のクリーチャーの「戦場に出る際、~~する」、「~~の状態で戦場に出る」や「~~として戦場に出る」という[[常在型能力]]、「(自身の[[カード名]])が戦場に出たとき」という[[誘発型能力]]は機能しない。
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− | *コピーするクリーチャーの「(自身のカード名)が[[死亡]]したとき」「(自身のカード名)が[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき」という誘発型能力も[[誘発]]する({{CR|603.10a}})。[[領域変更誘発]]も参照。
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− | **「(自身のカード名)がいずれかの[[領域]]から~~」と書かれた能力はCR.603.10aの範疇外。例えば[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]をコピーしたヴォルラスが死亡したとき、[[墓地]]を[[ライブラリー]]に加えて[[切り直す]]能力は誘発しない({{CR|603.6c}})。
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− | *[[あなた|自分]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[伝説のクリーチャー]]をコピーした場合、同名の[[伝説のパーマネント]]を2体コントロールしていることなり、[[レジェンド・ルール]]が適用される。
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− | *コピー効果以外で[[クリーチャー化]]している非クリーチャー・カードを選んだ場合、ヴォルラスはクリーチャーでなくなる。それが[[戦闘]]に参加していたなら、戦闘から取り除かれる({{CR|506.4}})。
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− | **非クリーチャー・[[パーマネント]]になっても、7/5という[[P/T]]は持つ。ただし非クリーチャー・パーマネントである間それが参照されることはない({{CR|208.3}})。通常クリーチャー化の継続的効果は新たに基本の[[P/T]]を与えるが、[[搭乗]]によってクリーチャー化すれば7/5のままクリーチャー化することができる。
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− | *7/5であることとコピー化能力を持つことはコピー効果の一部のため、それはヴォルラスのコピー可能な値となる。何かのコピーになっているヴォルラスをさらに他の[[オブジェクト]]がコピーするなら、それらの特性を含めてコピーする。
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− | *あなたがヴォルラスを[[統率者]]として指定しているなら、ヴォルラスが何かのコピーになってもそれが[[統率者]]であることは変わらない。それが与えるダメージは[[統率者ダメージ]]としてカウントされ、[[戦場]]から移動する場合は代わりに[[統率]][[領域]]へ置いてもよい。
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− | ==関連カード==
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− | {{キャラクターを表すカード/ヴォルラス}}
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− | ==開発秘話==
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− | ヴォルラスというキャラクターの[[色]]は[[青黒]]だが、[[Glenn Jones]]はこの[[カード]]を[[匿名の威圧/Faceless Menace]]の[[統率者]]にもできるようにしたかった。Glennはヴォルラスの生みの親の一人である[[Mark Rosewater]]に[[黒緑青]]は人物像に合うかと尋ね、Markは運良く合うと答えた。ヴォルラスには生物を実験して「進化」させようとする[[シミック連合/The Simic Combine]]的な側面があり、3色目を加えるとしたら[[緑]]はかなり筋が通っていたのだ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/need-i-say-morph-2019-08-05 Need I Say Morph]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032895/ その話はこのヘン(イ)で]([[Making Magic]] [[2019年]]8月5日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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− | *義兄弟にして宿敵である[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード/Gerrard]]も同じ[[統率者2019]]で[[ウェザーライトの英雄、ジェラード/Gerrard, Weatherlight Hero]]としてカード化されている。そちらの色は[[赤白]]で、合わせるとちょうど5色になる。
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− | ==ストーリー==
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− | 詳細は[[ヴォルラス/Volrath]]を参照。
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− | ==脚注==
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− | <references />
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *[[コピーカード]]
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| *[[カード個別評価:統率者2019]] - [[神話レア]] | | *[[カード個別評価:統率者2019]] - [[神話レア]] |
− | __NOTOC__
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