「傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord」を編集中
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[[基本セット2020]]で登場した6枚目の[[ソリン]]。[[忠誠度能力]]は[[クリーチャー]][[強化]]、[[ドレイン]]、[[マナ・コスト]]踏み倒し。全て[[吸血鬼]]に関連したものとなっている。 | [[基本セット2020]]で登場した6枚目の[[ソリン]]。[[忠誠度能力]]は[[クリーチャー]][[強化]]、[[ドレイン]]、[[マナ・コスト]]踏み倒し。全て[[吸血鬼]]に関連したものとなっている。 | ||
− | ; | + | ;+1能力 |
:[[クリーチャー]]1体に[[接死]]と[[絆魂]]を付与し、それが吸血鬼ならばさらに[[+1/+1カウンター]]を置く。 | :[[クリーチャー]]1体に[[接死]]と[[絆魂]]を付与し、それが吸血鬼ならばさらに[[+1/+1カウンター]]を置く。 | ||
− | :[[黒]]の[[プレインズウォーカー]]にしては珍しく、条件付きながらクリーチャーを継続的に強化していける貴重な能力。同じく3マナの[[群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride]]が持つ+1能力を考慮すると、条件がついた分だけ強化性能が高いことがわかる。可能な限り吸血鬼を対象として[[起動]]し、脅威を育てていきたい。非吸血鬼を対象にすると魅力半減だが、[[キーワード能力]]2種はいずれも[[戦闘]]で無視できないものであり、全く無駄にならない点は嬉しい。 | + | :[[黒]]の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]にしては珍しく、条件付きながらクリーチャーを継続的に強化していける貴重な能力。同じく3マナの[[群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride]]が持つ+1能力を考慮すると、条件がついた分だけ強化性能が高いことがわかる。可能な限り吸血鬼を対象として[[起動]]し、脅威を育てていきたい。非吸血鬼を対象にすると魅力半減だが、[[キーワード能力]]2種はいずれも[[戦闘]]で無視できないものであり、全く無駄にならない点は嬉しい。 |
− | ; | + | ;+1能力 |
:吸血鬼1体を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]、[[任意の対象]]から3点[[ドレイン]]する。 | :吸血鬼1体を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]、[[任意の対象]]から3点[[ドレイン]]する。 | ||
:[[ボードコントロール]]にも[[本体]]への詰めにも便利で、脅威を排除しながら[[ライフ]]を得られるため[[ダメージレース]]に非常に強い。強力な能力ではあるものの毎ターン使っていてはすぐに息切れしてしまうため、[[トークン]]や継続的な[[墓地]][[回収]]など1枚のカードで複数のクリーチャーを用意できる手段、あるいは[[アリストクラッツ]]のような生け贄を糧とできる[[デッキ]][[構築]]が求められる。 | :[[ボードコントロール]]にも[[本体]]への詰めにも便利で、脅威を排除しながら[[ライフ]]を得られるため[[ダメージレース]]に非常に強い。強力な能力ではあるものの毎ターン使っていてはすぐに息切れしてしまうため、[[トークン]]や継続的な[[墓地]][[回収]]など1枚のカードで複数のクリーチャーを用意できる手段、あるいは[[アリストクラッツ]]のような生け贄を糧とできる[[デッキ]][[構築]]が求められる。 | ||
− | :*解決時に吸血鬼を生け贄に捧げないことも適正だが、その場合は[[忠誠度]] | + | :*解決時に吸血鬼を生け贄に捧げないことも適正だが、その場合は[[忠誠度]]の増加以外は起こらない。 |
;-3能力 | ;-3能力 | ||
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:[[コスト]]踏み倒しにしては忠誠度消費も少なく、[[戦場に出す|戦場に出した]][[ターン]]から起動できるため、[[テンポ]]面でも優秀。できるだけ[[重い|重く]]強力な吸血鬼を踏み倒して[[テンポ・アドバンテージ]]を稼ぎたいところだが、例によってこれが[[引く|引けて]]いないと機能不全に陥るため、[[マナカーブ]]やデッキ全体のバランスと慎重に相談したい。 | :[[コスト]]踏み倒しにしては忠誠度消費も少なく、[[戦場に出す|戦場に出した]][[ターン]]から起動できるため、[[テンポ]]面でも優秀。できるだけ[[重い|重く]]強力な吸血鬼を踏み倒して[[テンポ・アドバンテージ]]を稼ぎたいところだが、例によってこれが[[引く|引けて]]いないと機能不全に陥るため、[[マナカーブ]]やデッキ全体のバランスと慎重に相談したい。 | ||
− | すべての能力が吸血鬼に絡むことから、必然的に[[吸血鬼 (デッキ)|吸血鬼デッキ]]で用いることになる。3マナと[[軽い]]上に最初からすべての忠誠度能力を使えるため取り回しに優れ、ライフ獲得や[[サイズ]]アップ、[[小型クリーチャー]]の[[除去]]などを兼ね揃えている点で、特に[[アグロ]]に対して有利な一枚。その一方で、直接的な[[カード・アドバンテージ]]や[[ボード・アドバンテージ]]を得ることができず、奥義に相当する忠誠度能力を持たないこともあり、単体で[[ゲーム]]を決定付ける力を持たない点はネック。対[[コントロールデッキ]]相手にはプレッシャーが薄く、特に[[全体除去]]に弱いのが難点。別途頭数を確保できる手段を組み込むなど、忠誠度能力を持て余さないような構成を目指したい。 | + | すべての能力が吸血鬼に絡むことから、必然的に[[吸血鬼 (デッキ)|吸血鬼デッキ]]で用いることになる。3マナと[[軽い]]上に最初からすべての忠誠度能力を使えるため取り回しに優れ、ライフ獲得や[[サイズ]]アップ、[[小型クリーチャー]]の[[除去]]などを兼ね揃えている点で、特に[[アグロ]]に対して有利な一枚。その一方で、直接的な[[カード・アドバンテージ]]や[[ボード・アドバンテージ]]を得ることができず、奥義に相当する忠誠度能力を持たないこともあり、単体で[[ゲーム]]を決定付ける力を持たない点はネック。対[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]相手にはプレッシャーが薄く、特に[[全体除去]]に弱いのが難点。別途頭数を確保できる手段を組み込むなど、忠誠度能力を持て余さないような構成を目指したい。 |
− | [[スタンダード]]では短期間ではあるが[[イクサラン・ブロック]] | + | [[スタンダード]]では短期間ではあるが[[イクサラン・ブロック]]と同居しており、[[カードプール]]に[[軍団の上陸/Legion's Landing]]のような吸血鬼・[[トークン]]を継続的に[[生成]]する手段が存在するのは追い風。また、[[薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Rose]]はすべての忠誠度能力と[[シナジー|噛み合い]]、特に相性が良い一枚。 |
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==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[神話レア]] | ||
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