「偵察/Reconnaissance」を編集中
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{{#card:Reconnaissance}} | {{#card:Reconnaissance}} | ||
− | とりあえず[[攻撃]] | + | とりあえず[[攻撃]]させるだけさせ、都合の悪いものだけをなかったことにできる[[エンチャント]]。 |
攻撃や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を[[誘発条件]]とする[[能力]]は[[誘発]]するため、その手のメリット能力持ちとの相性がよい。ただし、[[攻撃クリーチャー]]を[[対象]]に取るため、[[プロテクション]]([[白]])、[[被覆]]持ちなどとの相性は悪い。 | 攻撃や[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]を[[誘発条件]]とする[[能力]]は[[誘発]]するため、その手のメリット能力持ちとの相性がよい。ただし、[[攻撃クリーチャー]]を[[対象]]に取るため、[[プロテクション]]([[白]])、[[被覆]]持ちなどとの相性は悪い。 | ||
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==オラクルの変遷== | ==オラクルの変遷== | ||
===戦闘ダメージの軽減=== | ===戦闘ダメージの軽減=== | ||
− | [[エクソダス]]初出時の[[文章欄]] | + | [[エクソダス]]初出時の[[文章欄]]には、戦闘から取り除かれた攻撃クリーチャーには戦闘ダメージのやりとりが発生しない旨が[[注釈文]]として書かれていた。 |
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名=Reconnaissance / 偵察 | + | |カード名=Reconnaissance / 偵察 (エクソダス初出時) |
|コスト=(白) | |コスト=(白) | ||
|タイプ=エンチャント | |タイプ=エンチャント | ||
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}} | }} | ||
− | 当時の[[第5版]]ルールでは、戦闘ダメージの割り振りから実際に戦闘ダメージを与えるまでの間にこの能力を起動することはできず、この注釈文には何ら問題はなかった。だが、[[第6版]] | + | 当時の[[第5版]]ルールでは、戦闘ダメージの割り振りから実際に戦闘ダメージを与えるまでの間にこの能力を起動することはできず、この注釈文には何ら問題はなかった。だが、[[第6版]]ルールで戦闘ダメージの割り振りがスタックに置かれることになったため、先述のタイミングで起動することが可能になり、そのようなタイミングで起動した場合に注釈文と齟齬が生じる問題が発生した。 |
− | 当時の[[NetRep]]である[[David DeLaney]] | + | 当時の[[NetRep]]である[[David DeLaney]]は、1999年6月頃に「注釈文戦闘ダメージを割り振った後で戦闘から取り除いても、依然とダメージのやり取りは発生する」という裁定を出していた([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0699.txt 参考])。しかしその後、1999年7月頃の[[オラクル]]更新で、「このターン、(対象にした)そのクリーチャーに与えられる戦闘ダメージと、それが与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。」のルール文章が追加され、先述の裁定が覆ることとなった([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0899.txt 参考])。 |
− | [[基本セット2010]] | + | [[基本セット2010]]発売に伴うルール改定によって、戦闘ダメージの割り振りがスタックに置かれることなく即座に戦闘ダメージを与えるようになったことから、2009年10月のオラクル更新で、先述のオラクル更新で追加された「戦闘ダメージを軽減する」の一文は不要なものとして削除された。 |
===擬似警戒効果=== | ===擬似警戒効果=== | ||
36行: | 36行: | ||
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名=Reconnaissance / 偵察 | + | |カード名=Reconnaissance / 偵察 (2014年5月時点のオラクル) |
|コスト=(白) | |コスト=(白) | ||
|タイプ=エンチャント | |タイプ=エンチャント | ||
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}} | }} | ||
− | 上記のオラクル更新は、オラクル更新の告知より前に行われており、更新にいち早く気付いた[[プレイヤー]]の間で話題となった。話題の中身は「なぜ告知なしに更新したのか」、「なぜ[[ | + | 上記のオラクル更新は、オラクル更新の告知より前に行われており、更新にいち早く気付いた[[プレイヤー]]の間で話題となった。話題の中身は「なぜ告知なしに更新したのか」、「なぜ[[Maze of Ith]]や[[Oracle]]など同系の効果のカードには適用されていないのか」といったものであった。また、プレイヤーの中には、初出当時のルールで想定していない挙動をオラクルで封じることを[[エラッタ#パワーレベル・エラッタ|パワーレベル・エラッタ]]の再来として危惧する者もいた。ルールマネージャーの[[Matt Tabak]]はこれらの話題を理解した上で、まだ審議中であると回答している([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/298b 参考])。 |
− | + | 2014年7月のオラクル更新の際に、この変更は不適当であったとして、起動タイミングの制限が取り除かれ、2014年5月の改訂が取り消された形となった。これによって、再び警戒と同様の効果を得られるようになった。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-2015-update-bulletin-2014-07-17 参考]) | |
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:エクソダス]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:エクソダス]] - [[アンコモン]] | ||
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