「ローウィン/Lorwyn」を編集中
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===[[メロウ/Merrow]]=== | ===[[メロウ/Merrow]]=== | ||
− | + | ローウィンの[[マーフォーク/Merfolk]]であり、川や小川に生息し魚の尾と銀色の舌を持った種族。水中でも大気中でも呼吸可能。頭が切れ、中立でよそよそしく、急使や商人を務める。'''群れ'''/Schools''と呼ばれる集団で社会を営んでおり、'''銀エラ'''/''Silvergill''、'''石ころ川'''/''Stonybrook''、'''紙ひれ'''/''Paperfin''、''Weirwinder''、'''墨深み'''/''Inkfathom''といった群れに分かれて暮らし、群れの間で交易や協力関係を結んでいる。 | |
ローウィンで海や湖といった大きな水場が見られたことはなく、代わりに川や小川が次元中に張り巡らされている。'''メロウ回廊'''/''Merrow Lens''と呼ばれるこれは旅や交易の生命線であり、メロウによって満ち引きがコントロールされている。 | ローウィンで海や湖といった大きな水場が見られたことはなく、代わりに川や小川が次元中に張り巡らされている。'''メロウ回廊'''/''Merrow Lens''と呼ばれるこれは旅や交易の生命線であり、メロウによって満ち引きがコントロールされている。 | ||
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フェアリーは秘密・噂・夢といったものに価値を見出す。フェアリーは夢を見ないため、花粉を運ぶミツバチのごとく他の生き物の夢を抽出している。 | フェアリーは秘密・噂・夢といったものに価値を見出す。フェアリーは夢を見ないため、花粉を運ぶミツバチのごとく他の生き物の夢を抽出している。 | ||
− | フェアリーの魔術は'''幻触術' | + | フェアリーの魔術は'''幻触術'''と呼ばれる幻覚を主とし、自分を飾るため、他人を楽しませるため、あるいは敵を無力化するために用いられる。 |
*[[フェアリー/Faerie#ローウィン|フェアリー/Faerie]]の項目も参照。 | *[[フェアリー/Faerie#ローウィン|フェアリー/Faerie]]の項目も参照。 | ||
===ボガート/Boggart=== | ===ボガート/Boggart=== | ||
− | 汚泥に住まうローウィンの[[ゴブリン/Goblin]]。新たなにおい・味・質感に反応し異常な食欲を示す。いたずらを好む性質があり、悪意との境界は薄い。それぞれの巣穴にには'''婆'''/''Auntie'' | + | 汚泥に住まうローウィンの[[ゴブリン/Goblin]]。新たなにおい・味・質感に反応し異常な食欲を示す。いたずらを好む性質があり、悪意との境界は薄い。それぞれの巣穴にには'''婆'''/''Auntie''と呼ばれる長がおり、喧嘩を仲裁したり、略奪を企てたり、最も大きな饗宴では昔の有名な婆の話を朗読したりする。 |
ボガートは世界のあらゆるものを手触りで理解しており、新たな質感に出会った喜びから盗みに発展することもある。ローウィンで盗みに遭ったならそれはボガートの仕業だろう。 | ボガートは世界のあらゆるものを手触りで理解しており、新たな質感に出会った喜びから盗みに発展することもある。ローウィンで盗みに遭ったならそれはボガートの仕業だろう。 | ||
− | + | ボガートの決まりはたった一つ、「新しい感覚を見つけたら皆に共有する」のみである。物を独占することは最大の罪である。 | |
*[[ゴブリン/Goblin#ローウィン|ゴブリン/Goblin]]の項目も参照。 | *[[ゴブリン/Goblin#ローウィン|ゴブリン/Goblin]]の項目も参照。 | ||
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===[[エルフ/Elf]]=== | ===[[エルフ/Elf]]=== | ||
− | ローウィンのエルフは美の模範である。自尊心の高いエルフ社会において美は何よりも賛美されるものであり、''The laws of beauty''(美の法典)という戒律にまでなっている。その基準を満たさないあらゆる生き物に対しては残酷に振る舞い、生きるに値しないと判断された醜い生き物は'''眼腐り'''/''Eyeblight'' | + | ローウィンのエルフは美の模範である。自尊心の高いエルフ社会において美は何よりも賛美されるものであり、''The laws of beauty''(美の法典)という戒律にまでなっている。その基準を満たさないあらゆる生き物に対しては残酷に振る舞い、生きるに値しないと判断された醜い生き物は'''眼腐り'''/''Eyeblight''として法の下に狩られ、排除される。 |
エルフの階級は低い順に''Faultless''、''Immaculate''、''Exquisite''、そして'''完全者'''/''Perfect''に分けられており、最高地位たる完全者によって導かれている。 | エルフの階級は低い順に''Faultless''、''Immaculate''、''Exquisite''、そして'''完全者'''/''Perfect''に分けられており、最高地位たる完全者によって導かれている。 | ||
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===[[ツリーフォーク]]=== | ===[[ツリーフォーク]]=== | ||
− | ローウィン最古の種族であり、種からある程度育つと意識が芽生え動けるようになる | + | ローウィン最古の種族であり、種からある程度育つと意識が芽生え動けるようになる(the Rising)。このきっかけについてはツリーフォーク自身にとっても定かでなく、最も老いた[[種導きのトネリコ/Seedguide Ash]]だけが知っているという。 |
ローウィンのあらゆる種の養育者であり、時には自らを犠牲にして他者を育む。森の周りの生き物に対しては寛容だが、暴力的な一面も備えている。木の加工に通じており、生きた木を殺すことこそしないが死んだ木を利用することにためらいはなく、時には自分の体を加工することもある。 | ローウィンのあらゆる種の養育者であり、時には自らを犠牲にして他者を育む。森の周りの生き物に対しては寛容だが、暴力的な一面も備えている。木の加工に通じており、生きた木を殺すことこそしないが死んだ木を利用することにためらいはなく、時には自分の体を加工することもある。 | ||
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エレメンタルは生き物の種ではなく、夢や概念や思考が生物的な形態と奇妙に結びついたものである。かれらはローウィンの最も奥深い魔術の化身であり、ローウィンの本質が形を成したものである。抽象的な概念ほど強大なエレメンタルとなる。 | エレメンタルは生き物の種ではなく、夢や概念や思考が生物的な形態と奇妙に結びついたものである。かれらはローウィンの最も奥深い魔術の化身であり、ローウィンの本質が形を成したものである。抽象的な概念ほど強大なエレメンタルとなる。 | ||
− | + | エレメンタルの本質を理解した種族はいないが、それぞれの種族にはエレメンタルにまつわる伝承がある。特に炎族はエレメンタルを敬っており、強大なエレメンタルは精霊や亜神であると信じつながりを結ぼうとしている。 | |
====参考==== | ====参考==== |