「レン/Wrenn」を編集中
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==解説== | ==解説== | ||
− | [[ドライアド]]の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。女性。[[ツリーフォーク]] | + | [[ドライアド]]の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]。女性。[[ツリーフォーク]]と一体化している。白い髪と青白い肌を持つが、胸部は赤熱している({{Gatherer|id=465436}})。 |
レンは[[緑]]の自然魔法に加え、[[赤]]の炎の魔法を操る。これは、かつて大火事がレンの一族の木々を飲み込んだとき、炎を自らの内部に取り込むことで難を逃れたためである。その炎は心臓として今もレンの中で燃え続けている。 | レンは[[緑]]の自然魔法に加え、[[赤]]の炎の魔法を操る。これは、かつて大火事がレンの一族の木々を飲み込んだとき、炎を自らの内部に取り込むことで難を逃れたためである。その炎は心臓として今もレンの中で燃え続けている。 | ||
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レンにはまだ未練があったが、過去に囚われてばかりもいられない。未来を――新たな相棒を――見つけなければならない。レンはその日一日、聞こえてくる小さな歌声を頼りに森を進んだが、ツリーフォークの足を使わずに歩くのは彼女にとって大変なことだった。 | レンにはまだ未練があったが、過去に囚われてばかりもいられない。未来を――新たな相棒を――見つけなければならない。レンはその日一日、聞こえてくる小さな歌声を頼りに森を進んだが、ツリーフォークの足を使わずに歩くのは彼女にとって大変なことだった。 | ||
− | + | やがて歩けなくなったレンが出会ったのは、一人の魔道士だった。魔道士は彼女に助力を申し出た。レンは警戒し、炎の魔法をちらつかせたが、最終的にはその腕を借りて歩くこととなった。だがそう進まないうちに、魔道士はイニストラードの闇の怪物の存在に気づき、時間の魔法を放ってそれを消滅させ――その余波で、進んでいた一本道を、あちこちへ分岐し、もつれ合う迷路へと変えてしまった。レンが目指していた木の歌も聞こえなくなった。レンは怒りに燃えたが、その魔道士の名、[[テフェリー/Teferi]]を聞くと、それもいくらか和らいだ。レンはこのプレインズウォーカーの良い評判を知っていたのだ。 | |
− | + | 二人は何時間もかけて森を彷徨ったが、結局は元いた場所に戻ってきただけだった。レンは死を覚悟したが、「呪文をバラバラにする」という彼女の言葉に、テフェリーはヒントを見出した。レンの助けを借りて、テフェリーは自分の呪文を掴み、歪んだ状態からあるべき姿に戻した。迷路は一本道に戻り、そしてそこには一本の樫の木があった。レンはそれに飛び込み、上半身を出してテフェリーに言った。お前は奇跡だと。テフェリーも理解した。本来この木は若すぎてレンの炎に耐えられなかったが、時間魔法を吸収して成長したのだ。 | |
いつか力を貸すと、レンはテフェリーに約束した。だが今は、先に果たすべき約束があった。イニストラードの外の土を踏ませるという、新たな相棒、'''七番'''/''Seven''との約束だ。 | いつか力を貸すと、レンはテフェリーに約束した。だが今は、先に果たすべき約束があった。イニストラードの外の土を踏ませるという、新たな相棒、'''七番'''/''Seven''との約束だ。 | ||
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===登場作品・登場記事=== | ===登場作品・登場記事=== | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/tangles-2021-09-03 Tangles]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035386/ サイドストーリー第1話:もつれたもの](Magic Story [[2021年]]9月3日 [[Seanan McGuire]]著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/tangles-2021-09-03 Tangles]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035386/ サイドストーリー第1話:もつれたもの](Magic Story [[2021年]]9月3日 [[Seanan McGuire]]著) | ||
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==脚注== | ==脚注== |