「リーオッド・ダイ/Reod Dai」を編集中
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− | '''傭兵、リーオッド・ダイ'''/''Reod Dai, mercenary'' | + | '''傭兵、リーオッド・ダイ'''/''Reod Dai, mercenary''は[[フォールン・エンパイア|暗黒時代]]の[[サーペイディア/Sarpadia]]の5つの地方(five corners)を股に掛ける男であり、[[Order of Leitbur#story|ライトバー]]の名将、[[アイケイシア/Icatia]]の裏切り者、[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]員、[[ゴブリン]]の御主人様(lord)、[[ヘイヴンウッド/Havenwood]]の[[傭兵]]、泥魔術師(mud wizard)、[[サリッド/Thallid#story|サリッド/thallid]]を目覚めさせた者、[[スラル反乱/Thrull Rebellion]]の仕掛け人など数々の顔を持つ。 |
− | + | 本名Robin Davies(ロビン・デイヴィーズ)。アイケイシア出身。Robin(「コマドリ」の意)という名前通り、コマドリの卵のような青い瞳をしている。小説[[And Peace Shall Sleep]]の表紙下手の人物(イラストに描かれている縁のある帽子と歩行用の杖は、作者Sonia Orin Lyrisの指定に無かったものだが、作者は気に入っている様子。[http://www.lyris.org/pubs/aboutp.html 作者サイト]参照)。 | |
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− | 本名Robin Davies(ロビン・デイヴィーズ)。アイケイシア出身。Robin(「コマドリ」の意)という名前通り、コマドリの卵のような青い瞳をしている。小説[[And Peace Shall Sleep]]の表紙下手の人物(イラストに描かれている縁のある帽子と歩行用の杖は、作者Sonia Orin | + | |
ライトバー教団の精鋭部隊を率いる優秀なアイケイシア軍司令官。彼の名演説は兵士の愛国心を煽り、その士気を大いに高揚させる。 | ライトバー教団の精鋭部隊を率いる優秀なアイケイシア軍司令官。彼の名演説は兵士の愛国心を煽り、その士気を大いに高揚させる。 | ||
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戦う敵を求め続ける国のあり方に疑問を抱きアイケイシアに離反し、忠実な部下たちと共に漆黒の手教団の傘下に加わる。以後、アイケイシアの裏切り者として指名手配され、公の場で誰もその名を口にすることはなくなった。[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Henry|King Henry Joseph I(ヘンリー・ジョセフ一世王)]]によるものと思われる(H. Jの頭文字あり)手配書が後世に残っている。だが、母国のお尋ね者となった後も、元部下の[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Aaron|Aaron(アーロン)]]や旧友[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Eliza|Eliza(エリザ)]]などロビンを慕い続け、これは何かの間違いだと信じる者は少なくない。この機にロビン・デイヴィーズの名を捨て、リーオッド・ダイを名乗る。 | 戦う敵を求め続ける国のあり方に疑問を抱きアイケイシアに離反し、忠実な部下たちと共に漆黒の手教団の傘下に加わる。以後、アイケイシアの裏切り者として指名手配され、公の場で誰もその名を口にすることはなくなった。[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Henry|King Henry Joseph I(ヘンリー・ジョセフ一世王)]]によるものと思われる(H. Jの頭文字あり)手配書が後世に残っている。だが、母国のお尋ね者となった後も、元部下の[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Aaron|Aaron(アーロン)]]や旧友[[フォールン・エンパイアのその他のキャラクター#Eliza|Eliza(エリザ)]]などロビンを慕い続け、これは何かの間違いだと信じる者は少なくない。この機にロビン・デイヴィーズの名を捨て、リーオッド・ダイを名乗る。 | ||
− | + | ==漆黒の手とジェンカの教え== | |
漆黒の手教団では[[Genkr Nik|Genkr Nik(ジェンカ・ニク)]]を導師(mantor)に仰ぎ、数々の魔術とジェンカ流の処世術を学ぶ。アイケイシア軍隊流の直線的な考え方のリーオッドにとって、ジェンカの搦め手の生き方は目から鱗。人生の師と言っても良い人物となり、教団を離れた後も折に触れ、ジェンカの言葉を思い起こしては事態に対処している。リーオッドの座右の銘とも言える「常に別の手・抜け道がある」とはジェンカの教え。 | 漆黒の手教団では[[Genkr Nik|Genkr Nik(ジェンカ・ニク)]]を導師(mantor)に仰ぎ、数々の魔術とジェンカ流の処世術を学ぶ。アイケイシア軍隊流の直線的な考え方のリーオッドにとって、ジェンカの搦め手の生き方は目から鱗。人生の師と言っても良い人物となり、教団を離れた後も折に触れ、ジェンカの言葉を思い起こしては事態に対処している。リーオッドの座右の銘とも言える「常に別の手・抜け道がある」とはジェンカの教え。 | ||
ジェンカの手解きの元で様々な魔術を修得する。リーオッドの魔術は一掴みの泥を放り投げる、という一連の動作が必要である([[Melelki|Melelki(メレルキ)]]曰く泥魔術師)。特に[[ドラゴン]]に関連した魔術に長け、ドラゴンの卵を孵化させ、[[チビ・ドラゴン/Dragon Whelp]]を制御し、爆弾のようにドラゴンの身体を爆発させる。ドラゴンの生態にも詳しい。他にも隠密行動用の不可視化の魔法や変装を補助する外見変化の術も使う。やけっぱちになって魔法のエネルギーを直接ぶつける描写もあるが、本来そういった直接攻撃の呪文は扱わない。 | ジェンカの手解きの元で様々な魔術を修得する。リーオッドの魔術は一掴みの泥を放り投げる、という一連の動作が必要である([[Melelki|Melelki(メレルキ)]]曰く泥魔術師)。特に[[ドラゴン]]に関連した魔術に長け、ドラゴンの卵を孵化させ、[[チビ・ドラゴン/Dragon Whelp]]を制御し、爆弾のようにドラゴンの身体を爆発させる。ドラゴンの生態にも詳しい。他にも隠密行動用の不可視化の魔法や変装を補助する外見変化の術も使う。やけっぱちになって魔法のエネルギーを直接ぶつける描写もあるが、本来そういった直接攻撃の呪文は扱わない。 | ||
− | + | ==流転の身== | |
− | 教団を後にすると大陸各地を放浪。[[ドワーフ | + | 教団を後にすると大陸各地を放浪。[[ドワーフ]]の都市[[Teedmar|Teedmar(ティードマー) ]]や[[Gurn Keep|Gurn Keep(ガーン砦) ]]では信用を勝ち得て一目置かれる存在となる。また、ヘイヴンウッドの[[上座ドルイド/Elder Druid]]と契約を交わし、[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs#story|オーク・ゴブリン]]を軍事教練している。その際、[[Goblin Kites#story|ゴブリンの凧]]、[[Goblin Grenade#story|卵]]、[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums#story|戦太鼓]]などの新兵器を与える。メレルキからドラゴンの卵を買い付けるようになったのもこの頃。 |
− | 行く先々の国の言語を流暢に扱う。母国アイケイシアは当然として、[[エルフ | + | 行く先々の国の言語を流暢に扱う。母国アイケイシアは当然として、[[エルフ]]語や漆黒の手教団のHigh Temple Speech(高位寺院語)とLow Temple Language(低位寺院語)、goblin-orc battle tongue(ゴブリン=オーク戦闘語)、更にドワーフ語は南部[[Crimson Peaks|Crimson Peaks(クリムゾン・ピークス)]]訛りすら喋り分ける。おそらく[[ヴォーデイリア/Vodalia]]語も修得していると思われる。 |
− | + | ==タムン== | |
真の愛を知らぬリーオッドはドワーフの娘[[Tamun|Tamun(タムン)]]と運命的に出会う。男性を骨抜きにするheat期のタムンに魅了され、タムン母子に同伴しヘイヴンウッドの森へと向かう。この旅がサーペイディアに数々の事件を巻き起こすことになるとも知らずに…。 | 真の愛を知らぬリーオッドはドワーフの娘[[Tamun|Tamun(タムン)]]と運命的に出会う。男性を骨抜きにするheat期のタムンに魅了され、タムン母子に同伴しヘイヴンウッドの森へと向かう。この旅がサーペイディアに数々の事件を巻き起こすことになるとも知らずに…。 | ||
− | + | ==登場カード== | |
− | + | *[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums]]([[第5版]]の[[フレイバー・テキスト]]) | |
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==訳語== | ==訳語== | ||
「Reod Dai, mercenary」は、[[第5版]]の[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums]]の[[フレイバー・テキスト]]で「傭兵、リーオッド・ダイ」と訳されている。 | 「Reod Dai, mercenary」は、[[第5版]]の[[ゴブリン・ウォー・ドラム/Goblin War Drums]]の[[フレイバー・テキスト]]で「傭兵、リーオッド・ダイ」と訳されている。 | ||
*「Reod」は古英語で「血色がよい」、「赤い」を意味する単語。イギリス系男性の名前。 | *「Reod」は古英語で「血色がよい」、「赤い」を意味する単語。イギリス系男性の名前。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[フォールン・エンパイア]] | *[[フォールン・エンパイア]] | ||
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*[[Sekena|Sekena(セキーナ)]] | *[[Sekena|Sekena(セキーナ)]] | ||
*[[Melelki|Melelki(メレルキ)]] | *[[Melelki|Melelki(メレルキ)]] | ||
+ | *The Going Price([[Tapestries]]の短編) | ||
+ | *[[And Peace Shall Sleep]](小説) | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |