「ヘイト」を編集中

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'''ヘイト'''(''Hate'')とは、「憎しみ」「〜を憎む」といった意味の英単語。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においては以下のような意味で用いる。
 
'''ヘイト'''(''Hate'')とは、「憎しみ」「〜を憎む」といった意味の英単語。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においては以下のような意味で用いる。
 
#「敵対行為」「妨害行為」の意味。名詞的に用いることもあれば、他の単語に接続して修飾語として用いることもある。
 
#「敵対行為」「妨害行為」の意味。名詞的に用いることもあれば、他の単語に接続して修飾語として用いることもある。
 
#*例として、[[カット]]のことを「ヘイトドラフト」、妨害能力を持つ低[[マナ]][[クリーチャー]]ないしそれらを多用するデッキを「[[ヘイトベアー]]」と呼ぶ。
 
#*例として、[[カット]]のことを「ヘイトドラフト」、妨害能力を持つ低[[マナ]][[クリーチャー]]ないしそれらを多用するデッキを「[[ヘイトベアー]]」と呼ぶ。
 
#*特定[[デッキ]]や[[カード]]に狙いを定めて対策することに使われることもあるが、そちらの用法に関しては「[[メタる]]」という単語のほうが一般的。
 
#*特定[[デッキ]]や[[カード]]に狙いを定めて対策することに使われることもあるが、そちらの用法に関しては「[[メタる]]」という単語のほうが一般的。
#1や3から転じて、個々のカードに対し、「風当たりが強い/弱い」「[[ゲーム]]中での除去優先性が高い/低い」ことを「ヘイトが高い/低い」と表現することがある。
 
#*状況次第では上述の「メタる」に近似した意味合いとなる場合もあるが、1のように事前対策の概念を専門用語として言語化したものではなく、トレンド上での使用ネックや個々の除去の優先性を表現する等、あくまで日常会話的に用いられる観念である。もとよりこの場合の「ヘイト(憎しみ)」という強い言葉はMMO等の用語に基づくものであり、1のような特定デッキやカードへの直接の対策を意味しているわけではない点で決定的に異なる。そのため1および3が正統とされるマジックでは必ずしも適正な言葉遣いとは言い難いものの、一般的なゲーム用語に基づくことから意味することへの理解が容易で、「巻き添え被害」のようなニュアンスも伝わりやすいため、古参のプロプレイヤーでも敢えて用いることがある。
 
#**用例1:同じ[[P/T]]であっても、[[バニラ]]と[[飛行]]能力持ちとを比べた場合、[[ゲーム]]でのリスク上、後者のほうが[[除去]]の優先順位は相対的に高い。転じて、「バニラに比べて[[フライヤー]]はヘイトが高い(=集中的に潰されやすい)」と表現することが出来る。
 
#**用例2:[[パララクスの波/Parallax Wave]]が隆盛していた当時の[[スタンダード]]は[[キッカー]]持ちのクリーチャーは「ついで」「たまたま」「結果的に」といった感じで潰されてしまうことが多かったという話を、「あの頃は[[カヴーのタイタン/Kavu Titan]]にとっては環境のヘイト(=風当たり)が高く、不憫だった」と表現することができる。
 
#**用例3:[[アラビアンナイト]]は[[砂漠/Desert]]の[[変則的な稀少度|封入率が高い]]ため、同[[セット]]を用いた[[リミテッド]]では[[タフネス]]1は潰されやすかったことから、「アラビアンナイトでの[[ダンダーン/Dandan]]へのヘイト(=風当たり、狙われやすさ)は悲惨だった」と表現できる。
 
 
#[[多人数戦]]において、プレイヤーが狙っている/プレイヤーから狙われている度合いを表す用語。
 
#[[多人数戦]]において、プレイヤーが狙っている/プレイヤーから狙われている度合いを表す用語。
#特定のカードおよびデッキを指す略称あるいはスラング。海外ではセレズニア・ヘイトベアーズや[[ヘイトレッド|ヘイトリッド]](Hatred)などに対して用いられるが、言語の決定的な違いから日本ではあまり見かけることはない。
 
#文字通り「嫌われている」カードに対する極めて直接的な表現。欧米圏において、たとえば[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]や[[反射魔道士/Reflector Mage]]等に対し、「I hate him!」といった感じで用いられる。
 
#マナーの面で悪名高いプレイヤーや、能力的に問題が見られるWtoCの特定人物に対する罵倒。いわゆる"Four-letter words"ほど過激ではないものの、常識論として、表立って用いることは全く望ましくない。
 
  
本項では主に3について解説する。
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本項では主に2について解説する。
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*[[ヘイトレッド|ヘイトリッド]](Hatred)も同様の意味の語であるが、そちらは[[カード名]]および[[デッキ]]名として有名であるため、こちらの用法では用いられることは少ない。
  
 
==解説==
 
==解説==
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[[アドバンテージ]]などと異なり明確に数値化できる概念ではないため、ヘイト管理の手法も様々。無差別戦の醍醐味でもある政治的な駆け引きによって矛先をそらすのが常套手段だが、見かけの脅威度を低く保つ(あからさまに危険に見える[[コンボパーツ]]は先出しせず温存するなど)、対戦相手にも恩恵のあるカードを効果的に使う([[秘儀の否定/Arcane Denial]]など)といった、[[プレイング]]や[[デッキ]][[構築]]の面でもやりくりすることが可能。逆に[[闇の腹心/Dark Confidant]]を出していたら即死[[コンボ]]のパーツがめくれてしまったなど、意図せずにヘイト値が上がってしまうこともしばしば。
 
[[アドバンテージ]]などと異なり明確に数値化できる概念ではないため、ヘイト管理の手法も様々。無差別戦の醍醐味でもある政治的な駆け引きによって矛先をそらすのが常套手段だが、見かけの脅威度を低く保つ(あからさまに危険に見える[[コンボパーツ]]は先出しせず温存するなど)、対戦相手にも恩恵のあるカードを効果的に使う([[秘儀の否定/Arcane Denial]]など)といった、[[プレイング]]や[[デッキ]][[構築]]の面でもやりくりすることが可能。逆に[[闇の腹心/Dark Confidant]]を出していたら即死[[コンボ]]のパーツがめくれてしまったなど、意図せずにヘイト値が上がってしまうこともしばしば。
  
*これにより多人数戦では各プレイヤーが消極的になりすぎることがあるため、多人数戦向けセット[[コンスピラシー]]のシリーズでは[[廃位]]や[[統治者]]など積極的な攻撃の動機付けをするシステムを導入している。
 
 
*MMORPGなどにおける、敵NPCが狙うプレイヤーの優先順位を決める際に用いるパラメータ(たいてい非表示)が語源。基本的に対人戦であるマジックではこのパラメータを数値化できないものの、狙われている度合いを表すのにうってつけな表現であるため、日本の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]界隈でも使われるようになった。
 
*MMORPGなどにおける、敵NPCが狙うプレイヤーの優先順位を決める際に用いるパラメータ(たいてい非表示)が語源。基本的に対人戦であるマジックではこのパラメータを数値化できないものの、狙われている度合いを表すのにうってつけな表現であるため、日本の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]界隈でも使われるようになった。
  

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