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| {{#card:Faerie Guidemother}} | | {{#card:Faerie Guidemother}} |
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− | [[クリーチャー]]に不思議な魔法をかけ、一時的に[[戦場]]という名の舞踏会の主役にしてくれる存在を描いた[[当事者カード]]。[[単体強化]][[ソーサリー]]の[[出来事]]を持つ[[白]]の[[フェアリー]]。
| + | {{未評価|エルドレインの王権}} |
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− | クリーチャーとしては最小[[サイズ]]ながらも[[飛行]]を持ち、[[ウィニー]]の先鋒としてはまずまずの性能。強化呪文としては小型版[[天使の祝福/Angelic Blessing]]といったところで、[[コンバット・トリック]]として使えないながらも[[マナ・コスト]]は[[軽い|軽く]]、[[パワー]]寄りの[[修整]]と[[回避能力]]という組み合わせは攻め気のある[[デッキ]]とよくマッチしている。どちらも単独では若干見劣りする性能で、特にソーサリーの単体強化呪文はよほど性能が高くなければ[[構築]]水準に満たないことが多いが、[[カード]]1枚で両方が使えるのであれば十分に評価できる。クリーチャーを[[引く|引か]]ないと完全に[[腐る]]という、強化呪文全般が抱える問題が解消されているのも嬉しいところ。
| + | *モチーフは、童話『[[Wikipedia:ja:シンデレラ|シンデレラ]]』に登場する、主人公シンデレラを不思議な力で助ける存在<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。この存在が何であるかは伝承によって様々だが、[[Wikipedia:ja:シャルル・ペロー|ペロー]]版のシンデレラやそれを原作とするディズニー映画『[[Wikipedia:ja:シンデレラ (1950年の映画)|シンデレラ]]』では、「[[Wikipedia:en:Fairy godmother|フェアリー・ゴッドマザー]]」と呼ばれる妖精で、シンデレラに魔法で[[魔法の馬車/Enchanted Carriage|カボチャの馬車]]や[[水晶の靴/Crystal Slipper|ガラスの靴]]を与え、城の舞踏会へと送り出す。 |
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− | 登場時点の[[スタンダード]]では[[白ウィニー]]の新たな戦力となったほか、[[セレズニア・アドベンチャー]]で採用されている。
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− | [[リミテッド]]では序盤の[[クロック]]としても、最後の一押しとしても役立つ、序盤から終盤まで無駄になりにくい良[[コモン]]。[[白緑]]のテーマである出来事関連との[[シナジー]]は勿論のこと、[[オーラ]]や[[装備品]]の強化先としても悪くない。
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− | *[[塔への閉じ込め/Trapped in the Tower|塔に閉じ込められた]]クリーチャーを救出できるのは[[Wikipedia:ja:ラプンツェル|原典]]の物語には無い展開ではあるが、「プリンセスを助ける存在」というフレーバーを見事に表現している。 | + | |
− | *[[静寂をもたらすもの/Hushbringer]]、[[不思議な道照らし/Mysterious Pathlighter]]と共に登場した、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上初の白[[単色]]のフェアリー([[多相]]を除く)。
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− | *初出時の出来事の[[名前|日本語名]]は「フェイの贈り物」であったが、[[モダンホライゾン2]]で[[フェイの贈り物/Fae Offering]]に同じ日本語名がつけられてしまったため、こちらの日本語名が「フェイ'''から'''の贈り物」に変更された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/information/0035141/ 『モダンホライゾン2』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び](マジック日本公式サイト [[2021年]]6月7日)</ref>。
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− | ==開発秘話==
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− | モチーフは、童話『[[Wikipedia:ja:シンデレラ|シンデレラ]]』に登場する、主人公シンデレラを不思議な力で助ける存在<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-or-shine-2019-09-09 Eldraine or Shine]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033054/ 何があってもエルドレイン]([[Making Magic]] [[2019年]]9月9日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。この存在が何であるかは伝承によって様々だが、[[Wikipedia:ja:シャルル・ペロー|ペロー]]版のシンデレラやそれを原作とするディズニー映画『[[Wikipedia:ja:シンデレラ (1950年の映画)|シンデレラ]]』では、「[[Wikipedia:en:Fairy godmother|フェアリー・ゴッドマザー]]」と呼ばれる妖精で、シンデレラに魔法で[[魔法の馬車/Enchanted Carriage|カボチャの馬車]]や[[水晶の靴/Crystal Slipper|ガラスの靴]]を与え、この魔法は[[真夜中の時計/Midnight Clock|午前零時]]に解けてしまうと忠告した上で城の舞踏会へと送り出す。 | + | |
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− | [[展望デザイン・チーム|展望デザイン]]では、自身が[[戦場を離れる]]まで自軍[[クリーチャー]]1体を4/4にする[[ETB]][[能力]]と[[瞬速]]を持つ[[フェアリー]]で、[[色]]も[[青]]だった。これは魔法でクリーチャーを変身させるが、それがいつまで持続するかは分からないというフレイバーである。しかしながらプレイテストでは青の[[巨大化/Giant Growth]]のように扱われ、望んだような雰囲気にはならなかったので一度はファイルから削除された。その後、[[セット・デザイン・チーム|セット・デザイン]]で[[白]]の[[当事者カード]]を作る際に同じフレイバーが再び採用され、この[[カード]]となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eldraine-check-part-2-2019-09-30 Eldraine Check, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033126/ エルドレイン・チェック その2](Making Magic 2019年9月30日 Mark Rosewater著)</ref>。
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| ==脚注== | | ==脚注== |
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| ==参考== | | ==参考== |
| *[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]] | | *[[カード個別評価:エルドレインの王権]] - [[コモン]] |
− | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]]
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