「デュアルランド」を編集中
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'''デュアルランド'''/''Dual Land''とは、 | '''デュアルランド'''/''Dual Land''とは、 | ||
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#[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]創世紀の[[基本セット]]に収録されていた、2つの[[基本土地タイプ]]を持つ[[基本でない土地]]。本項で解説する。 | #[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]創世紀の[[基本セット]]に収録されていた、2つの[[基本土地タイプ]]を持つ[[基本でない土地]]。本項で解説する。 | ||
− | #(特に英語圏において)2種類の[[色マナ]]を出すことができる[[ | + | #(特に英語圏において)2種類の[[色マナ]]を出すことができる[[2色地形]]全般のことを指す言葉(例:[[タップインデュアルランド]]、[[天界の列柱/Celestial Colonnade|デュアルミシュラランド]])。詳細は[[2色地形]]を参照。 |
{{#card:Tundra}} | {{#card:Tundra}} | ||
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マジックにおける全ての「2[[色]](+[[無色]])のうちから任意の1色のマナを選んで生み出す[[土地]]」はこれを起源とし、ほとんどのものがこれの[[下位互換]]となる。 | マジックにおける全ての「2[[色]](+[[無色]])のうちから任意の1色のマナを選んで生み出す[[土地]]」はこれを起源とし、ほとんどのものがこれの[[下位互換]]となる。 | ||
− | [[ラヴニカ・ブロック]] | + | [[ラヴニカ・ブロック]]にも2つの基本土地タイプを持つ基本でない土地形(→[[ショックランド]])が収録されているが、こちらは上記のものにデメリットが付けられたものとなっており、まったく同じものではない。[[総合ルール]]ではこれらも「デュアル・ランド」と表現されていたが、単にデュアルランドと言う場合は[[リバイズド]]までのそれを指すことが多い。 |
==メリット== | ==メリット== | ||
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デュアルランドは、(基本土地でないという以外の)デメリットなしに2色のマナを出せることから、[[第4版]]以降[[再録]]はない。 | デュアルランドは、(基本土地でないという以外の)デメリットなしに2色のマナを出せることから、[[第4版]]以降[[再録]]はない。 | ||
− | [[エクステンデッド]]では一時期([[1999年]]10月1日から[[2002年]] | + | [[エクステンデッド]]では一時期([[1999年]]10月1日から[[2002年]]10月31日まで)、使用可能セットの中にデュアルランドが含まれていないにもかかわらず、特別にデュアルランドが使用可能とされていたことがあった。そのため価値も上昇し、値段も高騰することになる。 |
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− | + | 現在、[[認定大会]]では[[エターナル]]環境でしか使えないにも関わらず、いまだに人気の高いカードでもある。特に島を含む土地は他のものより価値が高い。 | |
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==その他== | ==その他== | ||
*「基本土地タイプを持つこと」と「基本土地であること」は関係がないことに注意。デュアルランドは「[[基本]]」という[[特殊タイプ]]を持たないので、基本土地ではない。→ [[基本でない土地]] | *「基本土地タイプを持つこと」と「基本土地であること」は関係がないことに注意。デュアルランドは「[[基本]]」という[[特殊タイプ]]を持たないので、基本土地ではない。→ [[基本でない土地]] | ||
− | *当時は[[サブタイプ]]に関するルールが未整備だったため、「これは平地としても島としても扱う」などといったルール的な扱い方が[[文章欄]]に印刷されている({{Gatherer|id=286| | + | *当時は[[サブタイプ]]に関するルールが未整備だったため、「これは平地としても島としても扱う」などといったルール的な扱い方が[[文章欄]]に印刷されている({{Gatherer|id=286|アルファ~アンリミテッドのカード画像}}/{{Gatherer|id=1383|リバイズドのカード画像}})。 |
**サブタイプに関するルールが整備された現在は、[[タイプ行]]に「土地 — 平地・島」と記すだけで機能する。 | **サブタイプに関するルールが整備された現在は、[[タイプ行]]に「土地 — 平地・島」と記すだけで機能する。 | ||
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*[[アイスエイジ]]にデュアルランドの再録が検討されていたというのは有名。結局却下され、[[ペインランド]]になった。これ以降、幾多のバランス調整版が製作されている。 | *[[アイスエイジ]]にデュアルランドの再録が検討されていたというのは有名。結局却下され、[[ペインランド]]になった。これ以降、幾多のバランス調整版が製作されている。 | ||
*『マルチランド/Multiland』と表現する人もいる。過去Stephen D'Angelo氏がまとめていたCard Rulings Summaryでは、Multilandと表現されており、Dual Landという用法は用いられていない。 | *『マルチランド/Multiland』と表現する人もいる。過去Stephen D'Angelo氏がまとめていたCard Rulings Summaryでは、Multilandと表現されており、Dual Landという用法は用いられていない。 | ||
*上でも少し触れたように、[[カードの俗称]]としては珍しいことに、[[2009年]]7月の改定前までCR用語集に俗語として記載されていた。なお、そちらの英語表記も「Multiland」ではなく「Dual Land」である。 | *上でも少し触れたように、[[カードの俗称]]としては珍しいことに、[[2009年]]7月の改定前までCR用語集に俗語として記載されていた。なお、そちらの英語表記も「Multiland」ではなく「Dual Land」である。 | ||
*当時の印刷技術の限界か、後年の複数色のマナを出せる土地の文章欄の様に{{Gatherer|id=11140|グラデーションの掛かった色}}ではなく、囚人の服の様な「{{Gatherer|id=286|しましま模様}}」で2色のマナが出ることを表現していた。よって俗に「しましまランド」などと言ったりもする。 | *当時の印刷技術の限界か、後年の複数色のマナを出せる土地の文章欄の様に{{Gatherer|id=11140|グラデーションの掛かった色}}ではなく、囚人の服の様な「{{Gatherer|id=286|しましま模様}}」で2色のマナが出ることを表現していた。よって俗に「しましまランド」などと言ったりもする。 | ||
− | * | + | *値段の高さも言うまでもないが、反面同じデュアルランドでも価値が大きく異なっている。特に島が含まれた上位とそうでない下位では3~4倍以上の差が出ている。同じシリーズで価値がここまでバラバラになっているのは珍しい。 |
*これだけの性能と知名度にもかかわらず、[[The Top 50 Nonbasic Lands]]ではなんと2位。[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy|相手が悪過ぎた]]のだ。 | *これだけの性能と知名度にもかかわらず、[[The Top 50 Nonbasic Lands]]ではなんと2位。[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy|相手が悪過ぎた]]のだ。 | ||