「キッチン・シンク」を編集中
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− | '''キッチン・シンク'''( | + | '''キッチン・シンク'''(Kitchen-sink)とは、「なんでもかんでも詰め込む」を意味する英語の慣用句。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では、以下の意味がある。 |
− | #使いたい[[カード]]を無計画に全部入れた[[デッキ]] | + | #使いたい[[カード]]を無計画に全部入れた[[デッキ]]のこと。 |
#[[流し台型デザイン]] ― [[能力]](特に[[キーワード能力]])を大量に持たせたカードデザインのこと。詳細は[[流し台型デザイン]]を参照。 | #[[流し台型デザイン]] ― [[能力]](特に[[キーワード能力]])を大量に持たせたカードデザインのこと。詳細は[[流し台型デザイン]]を参照。 | ||
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+ | 本記事では、1.について解説する。 | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | [[構築]] | + | [[構築]]では、原則としてデッキ枚数の下限は60枚と決められているが、上限はない。初心者はこのルールの真意を誤解し、使いたいカードを何でも詰め込み、70枚や80枚デッキを組んでしまうことがよくある。また、カード資産の少なさや、せっかく引いた[[レアカード]]を使いたい一心から、そういったカードを1枚ずつ投入してしまうこともある(→[[挿す]])。 |
しかし、[[4枚制限ルール]]があるため、デッキ枚数を多くしてしまうと、1枚のカードを[[引く]]確率が下がってしまう。使いたいカードを1種類ずつ入れるのも同様である。どれほど強いカードであろうと、引かなければ意味がない。 | しかし、[[4枚制限ルール]]があるため、デッキ枚数を多くしてしまうと、1枚のカードを[[引く]]確率が下がってしまう。使いたいカードを1種類ずつ入れるのも同様である。どれほど強いカードであろうと、引かなければ意味がない。 | ||
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以上のことから、デッキは特定のコンセプトに従って構築し、そのために必要な[[スロット]]は限られるという前提で種類数を絞るべきである。 | 以上のことから、デッキは特定のコンセプトに従って構築し、そのために必要な[[スロット]]は限られるという前提で種類数を絞るべきである。 | ||
− | このゲームにデッキ枚数上限がないのは、ほとんどの場合で枚数が多いことが不利にしかならないからである。したがって、初心者は「キッチン・シンクにならないデッキ構築」、すなわち''' | + | このゲームにデッキ枚数上限がないのは、ほとんどの場合で枚数が多いことが不利にしかならないからである。したがって、初心者は「キッチン・シンクにならないデッキ構築」、すなわち'''「デッキ枚数は下限丁度で、4枚[[積む|積み]]を基本と認識し、明確な意図のない1枚[[挿す|挿し]]を避けたデッキ構築」'''を心がけることが上達への道と言える。 |
*以上は[[トーナメント]]向けの説明であり、[[カジュアルプレイ]]で好きなカードを使いたいという初心者の気持ちを中上級者が無下にするのも考えものである。 | *以上は[[トーナメント]]向けの説明であり、[[カジュアルプレイ]]で好きなカードを使いたいという初心者の気持ちを中上級者が無下にするのも考えものである。 | ||
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==2.の概要== | ==2.の概要== | ||
*この慣用句はeverything but the kitchen sink(流し台以外全部)の略であり、キッチン・シンクは除外される側である。しかしkitchen-sink単独でも「なんでもかんでも」の意味がある。 | *この慣用句はeverything but the kitchen sink(流し台以外全部)の略であり、キッチン・シンクは除外される側である。しかしkitchen-sink単独でも「なんでもかんでも」の意味がある。 | ||
− | *[[ | + | *[[銀枠]]には、この慣用句をモチーフとした[[流し台の騎士/Knight of the Kitchen Sink]]という[[カード]]もある。 |
==参考== | ==参考== |