「オンドゥ/Ondu」を編集中

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==概要==
 
==概要==
オンドゥはゼンディカーの南西部でシルンディ海/The Silundi Seaに突き出した大陸である。この大陸は古代文明の残滓を示しているが、[[人間/Human#ゼンディカー|人間/Human]]、[[コー/Kor#ゼンディカー|コー/Kor]]、[[ゴブリン/Goblin#ゼンディカー|ゴブリン/Goblin]]、[[マーフォーク/Merfolk#ゼンディカー|マーフォーク/Merfolk]]の居住地を差し置いて、何よりも自然が支配している。
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オンドゥはゼンディカーの南西部でシルンディ海/the Silundi Seaに突き出した大陸である。この大陸は古代文明の残滓を示しているが、[[人間]]、[[コー/Kor]]、[[ゴブリン/Goblin]]、[[マーフォーク/Merfolk]]の居住地を差し置いて、何よりも自然が支配している。
  
オンドゥの地勢は垂直と呼ぶべきものである。危険な[[#マキンディ溝/The Makindi Trenches|マキンディ溝/The Makindi Trenches]]、天を突く[[#変わり樹/Turntimber|変わり樹/Turntimber]]の木々、[[#アガディームの地下墓所/Crypt of Agadeem|アガディームの地下墓所/Crypt of Agadeem]]と[[#オムナスの牢獄/Prison of Omnath|魂の階梯/Soul Stair]]の深み、すべてがオンドゥの旅が地平線へ向かうのではなく垂直へ進むような趣きを持たせる。
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オンドゥの地勢は垂直と呼ぶべきものである。危険な[[#マキンディ溝/The Makindi Trenches|マキンディ溝/The Makindi Trenches]]、天を突く[[#変わり樹/Turntimber|変わり樹/Turntimber]]の木々、[[#アガティームの地下墓所/Crypt of Agadeem|アガティームの地下墓所/Crypt of Agadeem]]と[[#オムナスの牢獄/Prison of Omnath|魂の階梯/Soul Stair]]の深み、すべてがオンドゥの旅が地平線へ向かうのではなく垂直へ進むような趣きを持たせる。
  
 
オンドゥは中央部の1つの大陸と、その沖合にある3つの諸島から構成されている。南方にあり広大な[[#アガディーム島/The Island of Agadeem|アガディーム島/The Island of Agadeem]]、小さく温帯の[[#ベイーン島/The Island of Beyeen|ベイーン島/The Island of Beyeen]]、そして最小で荒れくれる海に囲まれた[[#ジュワー島/The Island of Jwar|ジュワー島/The Island of Jwar]]である。
 
オンドゥは中央部の1つの大陸と、その沖合にある3つの諸島から構成されている。南方にあり広大な[[#アガディーム島/The Island of Agadeem|アガディーム島/The Island of Agadeem]]、小さく温帯の[[#ベイーン島/The Island of Beyeen|ベイーン島/The Island of Beyeen]]、そして最小で荒れくれる海に囲まれた[[#ジュワー島/The Island of Jwar|ジュワー島/The Island of Jwar]]である。
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オンドゥの本土はマキンディ溝と呼ばれる深い峡谷の迷路が交差している。この峡谷は何百フィートも険しく下り、その終着点は急流の河か、岩だらけの土地に陥っている。マナを含んだ風が奇妙な間隔で峡谷を吹き抜けていくので、登攀者や建設者はその装備を岸壁に慎重に取りつける必要がある。
 
オンドゥの本土はマキンディ溝と呼ばれる深い峡谷の迷路が交差している。この峡谷は何百フィートも険しく下り、その終着点は急流の河か、岩だらけの土地に陥っている。マナを含んだ風が奇妙な間隔で峡谷を吹き抜けていくので、登攀者や建設者はその装備を岸壁に慎重に取りつける必要がある。
  
峡谷の壁は驚くべき生態系を支えている。[[鳥]]や[[トカゲ]]、ゴブリンやコーといった人型種族までもが峡谷の切り立った表面に居を構えている。溝の[[巨人/Giant#ゼンディカー|巨人/Giant]]はカリカリとした獲物を食べるために壁をよじ登り、巨大な[[蜘蛛]]は飛んだり登攀するものを捕らえるために罠を張る。
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峡谷の壁は驚くべき生態系を支えている。[[鳥]]や[[トカゲ]]、ゴブリンやコーといった人型種族までもが峡谷の切り立った表面に居を構えている。溝の[[巨人]]はカリカリとした獲物を食べるために壁をよじ登り、巨大な[[蜘蛛]]は飛んだり登攀するものを捕らえるために罠を張る。
  
 
旅行者は通常崖の縁に沿った馬車道に沿って移動するが、より早く危険な旅路は河である。荒れ狂う急流がマキンディ溝の多くの分岐へと流れている。
 
旅行者は通常崖の縁に沿った馬車道に沿って移動するが、より早く危険な旅路は河である。荒れ狂う急流がマキンディ溝の多くの分岐へと流れている。
  
マキンディの峡谷と台地の至る所に、不安定で、重力を無視するような有り得ない位置にとどまっている岩々がある。それらは動いたところを見たものがいないにもかかわらず、[[ぐらつく峰/Teetering Peaks]]({{Gatherer|id=204037}})と呼ばれている。ゼンディカーの歴史の中での重力の変化がこれらの岩々を現在の状態にしたのかもしれないが、一部の人々は好奇心の強い通行者をおびき寄せ、押し潰す罠だと考察している。魔導師の中にはぐらつく峰の位置関係を調査し、その位置パターンがこの大陸へ深い意味を持つと信じている者がいる。
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マキンディの峡谷と台地の至る所に、不安定で、重力を無視するような有り得ない位置にとどまっている岩々がある。それらは動いたところを見たものがいないにも関わらず、[[ぐらつく峰/Teetering Peaks]]({{Gatherer|id=204037}})と呼ばれている。ゼンディカーの歴史の中での重力の変化がこれらの岩々を現在の状態にしたのかもしれないが、一部の人々は好奇心の強い通行者をおびき寄せ、押し潰す罠だと考察している。魔導師の中にはぐらつく峰の位置関係を調査し、その位置パターンがこの大陸へ深い意味を持つと信じている者がいる。
  
 
===岸壁安息所/Cliffhaven===
 
===岸壁安息所/Cliffhaven===
台地と峡谷に住むコーの多くは崖と峡谷の間にアンカーの繋がりと滑車機構により一時的な避難所を設営する({{Gatherer|id=409572}})。コーはこれに岸壁安息所という名を使っており、他の種族の中にはそれを特定の単一の場所を指す言葉と勘違いする者もいる。もちろん常に旅をするコーと共にその避難所も移動していく。岸壁安息所は全種族の冒険者たちのベースキャンプを担っている。
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台地と峡谷に住むコーの多くは崖と峡谷の間にアンカーの繋がりと滑車機構により一時的な避難所を設営する({{Gatherer|id=409572}})。コーはこれに岸壁安息所という名を使っており、他の種族の中にはそれを特定の単一の場所を指す言葉と勘違いする者もいる。もちろん常に旅をするコーと共にその避難所も移動していく。岸壁安息所は全種族の冒険者たちのベースキャンプを賄っている。
  
 
===オムナスの牢獄/Prison of Omnath===
 
===オムナスの牢獄/Prison of Omnath===
[[オムナス/Omnath]]の存在が確かめられていなかったにもかかわらず、高くそびえたつオンドゥの高い台地の1つはオムナスの牢獄とされていた。台地の頂上を覆う鬱蒼とした森を抜け、濁ったぬかるみと暗く捻じれた木立の中心にオムナスの牢獄を囲むBinding Circleがある。奇妙な球状の沼の植物、[[面晶体/Hedron]]、動物の骨が組み合わされた輪は訪れるものに不気味な感触を伝え、生き物にその中心にある大穴に近づくことをためらわせ、穴から発せられる力の余波で命を失うことを防ぐ。伝え聞く所によれば、その穴の中心には世界のそこまで無限に続く螺旋階段である魂の階段/Soul Stair({{Gatherer|id=203923}})へと繋がっている。それは目に見えるこの世界から超現実の虚空へとつながっており、純粋なマナの存在であるオムナスはそこへ幽閉されているのだという。ゼンディカーの各地から巡礼者達が年2回この場所を訪れ、オムナスを封じるRitual of Lights(灯の儀式)を行う。彼らによればオムナスは悪意ある混沌たる原初の力であり、それが解き放たれれば今を生きる多くの命が破壊されるのだという。彼らはこの場所を77個のロウソクで囲い祈りを捧げ歌を歌う。この儀式は牢獄を囲う魔法的な壁を強化するのだと信じられている。
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[[オムナス/Omnath]]の存在が確かめられていなかったにも関わらず、高くそびえたつオンドゥの高い台地の1つはオムナスの牢獄とされていた。台地の頂上を覆う鬱蒼とした森を抜け、濁ったぬかるみと暗く捻じれた木立の中心にオムナスの牢獄を囲むBinding Circleがある。奇妙な球状の沼の植物、[[面晶体/Hedron]]、動物の骨が組み合わされた輪は訪れるものに不気味な感触を伝え、生き物にその中心にある大穴に近づくことをためらわせ、穴から発せられる力の余波で命を失うことを防ぐ。伝え聞く所によれば、その穴の中心には世界のそこまで無限に続く螺旋階段である魂の階段/Soul Stair({{Gatherer|id=203923}})へと繋がっている。それは目に見えるこの世界から超現実の虚空へとつながっており、純粋なマナの存在であるオムナスはそこへ幽閉されているのだという。ゼンディカーの各地から巡礼者達が年2回この場所を訪れ、オムナスを封じるRitual of Lights(灯の儀式)を行う。彼らによればオムナスは悪意ある混沌たる原初の力であり、それが解き放たれれば今を生きる多くの命が破壊されるのだという。彼らはこの場所を77個のロウソクで囲い祈りを捧げ歌を歌う。この儀式は牢獄を囲う魔法的な壁を強化するのだと信じられている。
  
 
===ジュワー島/The Island of Jwar===
 
===ジュワー島/The Island of Jwar===
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島のあちこちに、ファドゥーン/Faduun({{Gatherer|id=203868}})と呼ばれる巨大で異様な花崗岩の頭が奇妙な角度で半ば地面に埋まり、奇妙な角度で聳え立っている。ファドゥーンは強力な魔法を放射しているが、それらの目的や来歴はまったく分かっていない。一部の者はそれらが恐ろしい口調で話すのを聞いたというが、その言語は現在の学者にも未知の言語であった。
 
島のあちこちに、ファドゥーン/Faduun({{Gatherer|id=203868}})と呼ばれる巨大で異様な花崗岩の頭が奇妙な角度で半ば地面に埋まり、奇妙な角度で聳え立っている。ファドゥーンは強力な魔法を放射しているが、それらの目的や来歴はまったく分かっていない。一部の者はそれらが恐ろしい口調で話すのを聞いたというが、その言語は現在の学者にも未知の言語であった。
  
ときおり冷たい夜に、ジュワーの中央部から青みがかった光が空に向かって放射される。この現象は島の海水で満たされた深い穴から発生しており、[[ドレイク]]や[[ドラゴン]]といった飛行クリーチャーを引き寄せている。一部のコーの部族はこれをthe Strand(撚り糸)と呼び、ゼンディカーと死後の世界を繋ぐ霊的な糸であると考えているが、マーフォークの中にはこれを不吉な魔法と嫌い、自らの部族にこれを見ることを禁じる者もいる。[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]はthe Strandを強力な[[霊気/Aether]]の現れと理解しているが、その機能までは明らかにできていない。
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ときおり冷たい夜に、ジュワーの中央部から青みがかった光が空に向かって放射される。この現象は島の海水で満たされた深い穴から発生しており、[[ドレイク]]や[[ドラゴン]]といった飛行クリーチャーを引き寄せている。一部のコーの部族はこれをthe Strand(撚り糸)と呼び、ゼンディカーと死後の世界を繋ぐ霊的な糸であると考えているが、マーフォークの中にはこれを不吉な魔法と嫌い、自らの部族にこれを見ることを禁じる者もいる。[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]はthe Strandを強力な[[霊気/AEther]]の現れと理解しているが、その機能までは明らかにできていない。
  
 
敬虔な巡礼者には、仲間の遺骸をジュワー島に埋葬する危険な旅を行うものたちがいる。死体はジュワーの土に埋められ、植物のように水を与えられ注意深く見守られる中、骨も残さず消失してしまう。なぜこのような現象が起こるのか、死体はどこに行ってしまったのか知る者はいない。遺骸を捧げることによってゼンディカーの自然の力をなだめているのだと信じる者もいる。
 
敬虔な巡礼者には、仲間の遺骸をジュワー島に埋葬する危険な旅を行うものたちがいる。死体はジュワーの土に埋められ、植物のように水を与えられ注意深く見守られる中、骨も残さず消失してしまう。なぜこのような現象が起こるのか、死体はどこに行ってしまったのか知る者はいない。遺骸を捧げることによってゼンディカーの自然の力をなだめているのだと信じる者もいる。
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===カビーラ/Kabira===
 
===カビーラ/Kabira===
アガディームの面晶体原を研究する者、遺跡を漁るもの、あるいは崇拝するものからなる人間とその他の種族のコミュニティが付近で野営している({{Gatherer|id=204027}})。遺跡からの影響は建造物から見て取れ、カビーラの建物は面晶体の形状や意匠を模したり取り入れて建造されている。Vinivaというマーフォークの聖職者がKabira Conservatory(カビーラ美術院)という小さな学院を運営しており、面晶体の遺跡の研究を後援し、結果を[[海門/Sea Gate (ストーリー)|海門/Sea Gate]]の灯台へ届けている。最近の研究では、癒しや防護、幻影の類の魔法は面晶体原の近くで最も効果を発揮することがわかっている。その他には面晶体を模した建築物の研究では、単に芸術的な傾向とは別にカビーラの住人たちにとって重要な安全の意味を持つと主張する者もいる。
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アガディームの面晶体原を研究する者、遺跡を漁るもの、あるいは崇拝するものからなる人間とその他の種族のコミュニティが付近で野営している({{Gatherer|id=204027}})。地殻の遺跡の影響は建造物からも見て取れる。カビーラの建物は面晶体の形状や意匠を模したり取り入れて建造されている。Vinivaというマーフォークの聖職者がKabira Conservatory(カビーラ美術院)という小さな学院を運営しており、面晶体の遺跡の研究を後援し、結果を海門の灯台へ届けている。最近の研究では、癒しや防護、幻影の類の魔法は面晶体原の近くで最も効果を発揮することがわかっている。その他には面晶体を模した建築物の研究では、単に芸術的な傾向とは別にカビーラの住人たちにとって重要な安全に意味を持つと主張する者もいる。
  
===アガディームの地下墓所/Crypt of Agadeem===
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===アガティームの地下墓所/Crypt of Agadeem===
 
アガディーム島の渓谷の奥深くにあるのは、自然の洞窟を埋葬の場所として改装したアガディームの地下墓所である({{Gatherer|id=204023}})。洞窟の入り口は巨大な自然のアーチが、無数の小さな彫刻された面晶体によって縁どられている。Crypt Mawと呼ばれている入口の部屋は、大聖堂に等しい大きさの洞窟である。そこは数千のコウモリの棲み処であり、悪意のある霊魂が居座っていると信じられている。
 
アガディーム島の渓谷の奥深くにあるのは、自然の洞窟を埋葬の場所として改装したアガディームの地下墓所である({{Gatherer|id=204023}})。洞窟の入り口は巨大な自然のアーチが、無数の小さな彫刻された面晶体によって縁どられている。Crypt Mawと呼ばれている入口の部屋は、大聖堂に等しい大きさの洞窟である。そこは数千のコウモリの棲み処であり、悪意のある霊魂が居座っていると信じられている。
  

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