「アライアンス」を編集中
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{{情報ボックス/エキスパンション | {{情報ボックス/エキスパンション | ||
|英語名=Alliances | |英語名=Alliances | ||
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|略号=AL, ALL | |略号=AL, ALL | ||
|コードネーム=Quack | |コードネーム=Quack | ||
− | |発売日= | + | |発売日=1996年10月 |
|セット枚数=全144種類(イラスト違いを含めると199種類) | |セット枚数=全144種類(イラスト違いを含めると199種類) | ||
}} | }} | ||
'''アライアンス'''/''Alliances''は、[[アイスエイジ・ブロック]]の1番目の小型[[エキスパンション]]。 | '''アライアンス'''/''Alliances''は、[[アイスエイジ・ブロック]]の1番目の小型[[エキスパンション]]。 | ||
− | もともとは[[アイスエイジ・ブロック]]に[[ホームランド]] | + | もともとは[[アイスエイジ・ブロック]]に[[ホームランド]]が入っており、2番目の小型エキスパンションであった。ところが、2006年7月に[[コールドスナップ]]が出ることになり、それに伴ってホームランドがアイスエイジ・ブロックから抜け、繰り上がりでアライアンスは1番目の小型エキスパンションになった。 |
==概要== | ==概要== | ||
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<!-- フレイアリーズの世界呪文が2934ARとすると、アライアンスの公式時代設定「〜2900」は氷河期末期から同盟の時代を経て2954ARの新アルガイヴ建国後暫くの間という比較的長い期間を含んでいるものと考えた方が都合が好いと思われるため、2900年代としました。 --> | <!-- フレイアリーズの世界呪文が2934ARとすると、アライアンスの公式時代設定「〜2900」は氷河期末期から同盟の時代を経て2954ARの新アルガイヴ建国後暫くの間という比較的長い期間を含んでいるものと考えた方が都合が好いと思われるため、2900年代としました。 --> | ||
− | 全体的に小粒なカードが多いが、いくつかパワフルなカードが含まれており、「[[ブロック (総称)|ブロック]]最後のエキスパンションは強力」という[[俗説]]の始まりとなる。 | + | 全体的に小粒なカードが多いが、いくつかパワフルなカードが含まれており、「[[ブロック (総称)|ブロック]]最後のエキスパンションは強力」という[[俗説|伝説]]の始まりとなる。 |
− | 特にこのセットで初めて導入された[[ピッチスペル]]は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の戦略をぶち壊すシステムとして当時の[[トーナメント]]に激震を与えた。中でも、先手必勝だった[[ | + | 特にこのセットで初めて導入された[[ピッチスペル]]は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の戦略をぶち壊すシステムとして当時の[[トーナメント]]に激震を与えた。中でも、先手必勝だった[[Type1]]環境(現在の[[ヴィンテージ]])に[[Force of Will]]が与えた影響は非常に大きい。また、対応する[[基本土地]]の[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要求する[[土地]]の[[サイクル#カード群|サイクル]]も強力で、名[[デッキ]]を生み出したカードもいくつか存在する(→[[カウンターポスト]])。 |
− | 「[[ライブラリー]]のカードを[[追放]]する」ことを[[コスト]]や[[効果]]として持つカードが多いのも特徴の1つ。[[対戦相手]]に[[引く|ドロー]]や[[ライフ]]を与えるカードも多い。このセット辺りまではドローを与えること([[ | + | 「[[ライブラリー]]のカードを[[追放]]する」ことを[[コスト]]や[[効果]]として持つカードが多いのも特徴の1つ。[[対戦相手]]に[[引く|ドロー]]や[[ライフ]]を与えるカードも多い。このセット辺りまではドローを与えること([[Arcane Denial]]など)よりもライフを与えること([[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]など)が危険視されており、開発部での[[アドバンテージ|ディスアドバンテージ]]に対する認識が現在と相違していたことが窺える。 |
− | 有名なカードは、[[ | + | 有名なカードは、[[Force of Will]]、[[Thawing Glaciers]]、[[Kjeldoran Outpost]]、[[Lake of the Dead]]、[[Krovikan Horror]]、[[Contagion]]、[[Elvish Spirit Guide]]、[[略奪/Pillage]]、[[Arcane Denial]]、[[Soldevi Digger]]、[[バルデュヴィアの大軍/Balduvian Horde]]、[[嵐の大釜/Storm Cauldron]]など。 |
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− | *[[稀少度|レアリティ]] | + | *[[稀少度|レアリティ]]が変則的な最後のセットで、「コモン2」「コモン1」「アンコモン3」「アンコモン2」「レア6」「レア2」という6つのレアリティが存在した。パックの内容はコモンシート8、アンコモンシート3、レアシート1というかたちであったため、アンコモン2とレア6の入手確率が同じという珍現象が起きている。そのためレア6のカードはどちらかというと疎まれることになる。開けたパックにレアがなくアンコモンが4枚あるようなものと言えば、好まれないのもご理解いただけるであろうか。(→[[変則的な稀少度]]) |
− | *ホームランド以来実に8ヶ月ぶりのセットであり、[[アンソロジー]] | + | *ホームランド以来実に8ヶ月ぶりのセットであり、[[アンソロジー]]付属の解説書によれば、ホームランドがあまりに弱すぎたことで離れてしまったプレイヤーを呼び戻すのに一役買ったらしい。 |
− | *[[スタンダード]]で使えた時期はもちろんのこと、[[エクステンデッド]] | + | *[[スタンダード]]で使えた時期はもちろんのこと、[[エクステンデッド]]で主役だった時代にもプレミアがついて発売当初よりも高い値段で店頭販売されていた。[[アイスエイジ]]や[[フォールン・エンパイア]]が高騰するなど考えにくいので、それだけ人気が伺える。 |
− | **エクステンデッド[[落ちる|落ち]] | + | **それはいいのだが、[[エクステンデッド]][[落ちる|落ち]]寸前になって、大量の在庫が放出されたらしくいきなりだぶついてしまい、一気に値段が下がった。どこかのルートで値段の吊り上げを狙って在庫抱えがなされていたと思われる。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の小さな暗黒面の1つである。 |
− | + | *極小さなテーマとして「ゴリラ」があった。開発時には全てのカードにゴリラ的な仮名称が付けられていたこともある([[Force of Will]]は"Gorilla, Gorilla, Gorilla, Gorilla, Gorilla, Stop That!")。実際のカードとしては、「Golliras」の[[アナグラム]]の[[Sol Grail]]や、「Gollira」と同じ発音の[[ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics]]などがある。 | |
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==パッケージ・イラスト== | ==パッケージ・イラスト== | ||
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|||[[Dave Petty]] | |||[[Dave Petty]] | ||
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|||[[Skaff Elias]] | |||[[Skaff Elias]] | ||
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|アート・ディレクター||[[Sue-Ann Harkey]] | |アート・ディレクター||[[Sue-Ann Harkey]] | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:アライアンス]] | *[[カード個別評価:アライアンス]] | ||
*[[The Shattered Alliance]] (小説) | *[[The Shattered Alliance]] (小説) | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
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[[Category:エキスパンション|あらいあんす]] | [[Category:エキスパンション|あらいあんす]] |