「アグルス・コス/Agrus Kos」を編集中
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− | '''アグルス・コス'''/''Agrus Kos''は、[[ラヴニカ・ブロック]] | + | '''アグルス・コス'''/''Agrus Kos''は、[[ラヴニカ・ブロック]]のキャラクター。[[カード]]としては[[ラヴニカ:ギルドの都]]の[[ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran]]が初出。 |
==解説== | ==解説== | ||
− | [[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の1つ、[[ボロス軍/Boros Legion]]に所属する[[ | + | [[ラヴニカ/Ravnica]]の[[ギルド/Guild]]の1つ、[[ボロス軍/Boros Legion]]に所属する[[人間/Human]]。男性。ラヴニカ・ブロックのストーリーの主人公である({{Gatherer|id=455885}})。 |
ボロスの一部門、[[ボロス軍/Boros Legion#ウォジェク連盟/The League of Wojek|ウォジェク連盟/The League of Wojek]]のメンバー(いわば警察官)で、階級は中尉(副長)/Lieutenant。老齢(100歳を超えている)でありながら自ら現場に赴くことを好む。強い正義感を持ちボロス軍にも忠実だが、ギルドの策謀と政治活動の渦巻くこの世界には少々うんざりしている。 | ボロスの一部門、[[ボロス軍/Boros Legion#ウォジェク連盟/The League of Wojek|ウォジェク連盟/The League of Wojek]]のメンバー(いわば警察官)で、階級は中尉(副長)/Lieutenant。老齢(100歳を超えている)でありながら自ら現場に赴くことを好む。強い正義感を持ちボロス軍にも忠実だが、ギルドの策謀と政治活動の渦巻くこの世界には少々うんざりしている。 | ||
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*[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[コス/Koth]]とは別人(日本語表記は同じだが、英語での発音は異なる)。 | *[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の[[コス/Koth]]とは別人(日本語表記は同じだが、英語での発音は異なる)。 | ||
==経歴== | ==経歴== | ||
− | === | + | ===Ravnica=== |
[[ギルドパクト/Guildpact]]締結1万周年を祝う万年紀祭が間近に迫る中、いつものように警察の仕事をしていたコスは、かつての上官であり相棒であった[[ミクジル・ズニク/Myczil Zunich]]の幽霊と出会う。コスは彼に導かれるままについていくが、突如響いた少女の悲鳴に振り返っている間に幽霊は姿を消してしまった。少女を殺害した[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]所属の[[ゴブリン/Goblin]]の後を追い、最終的にミクジルの娘・[[フォン・ズニク/Fonn Zunich]]らと共にゴブリンの自爆テロに遭い、意識を失う。 | [[ギルドパクト/Guildpact]]締結1万周年を祝う万年紀祭が間近に迫る中、いつものように警察の仕事をしていたコスは、かつての上官であり相棒であった[[ミクジル・ズニク/Myczil Zunich]]の幽霊と出会う。コスは彼に導かれるままについていくが、突如響いた少女の悲鳴に振り返っている間に幽霊は姿を消してしまった。少女を殺害した[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]所属の[[ゴブリン/Goblin]]の後を追い、最終的にミクジルの娘・[[フォン・ズニク/Fonn Zunich]]らと共にゴブリンの自爆テロに遭い、意識を失う。 | ||
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こうしてコスは、ラヴニカ史上最大の犯罪者を逮捕した。戦いは終わり、ギルドパクトの破壊という大計画は未然に阻止された…はずであった。 | こうしてコスは、ラヴニカ史上最大の犯罪者を逮捕した。戦いは終わり、ギルドパクトの破壊という大計画は未然に阻止された…はずであった。 | ||
− | === | + | ===Guildpact=== |
あの騒動から12年後、再開発地域[[ウトヴァラ/Utvara]]でピヴリックの宿の用心棒をしていたコスは、[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]の依頼を受け、[[グルール一族/The Gruul Clans]]の盗賊団に攫われた[[クリックス/Crix]]の救出に乗り出す。グルールに送り届けられようとしていたクリックスと合流したコスは、そのままクリックスの本来の行き先である[[大釜/Cauldron]]へと向かう。 | あの騒動から12年後、再開発地域[[ウトヴァラ/Utvara]]でピヴリックの宿の用心棒をしていたコスは、[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]の依頼を受け、[[グルール一族/The Gruul Clans]]の盗賊団に攫われた[[クリックス/Crix]]の救出に乗り出す。グルールに送り届けられようとしていたクリックスと合流したコスは、そのままクリックスの本来の行き先である[[大釜/Cauldron]]へと向かう。 | ||
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コスが最後に見たのは、裂口/The Schismから現れたフェザーの姿だった。フェザーは彼の名を呼んだが、その声が耳へと届く前に、コスは息を引き取った。 | コスが最後に見たのは、裂口/The Schismから現れたフェザーの姿だった。フェザーは彼の名を呼んだが、その声が耳へと届く前に、コスは息を引き取った。 | ||
− | === | + | ===Dissension=== |
幽霊となったコスは、[[アウグスティン四世/Augustin IV]]の手で[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の法官に憑依させられていた。アウグスティンはコスへと告げる。ザデックがコスに自身を逮捕させたのは彼の計画のうちであったと。そしてザデックはこれを達成するためにコスに対して無防備になる必要があり、コスこそが、今もザデックに害をなすことのできる唯一の存在なのだと。ザデックを殺すべしという任務をコスは了承し、ピヴリックのロック鳥に乗って[[ノヴィジェン/Novijen]]へと向かう。 | 幽霊となったコスは、[[アウグスティン四世/Augustin IV]]の手で[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の法官に憑依させられていた。アウグスティンはコスへと告げる。ザデックがコスに自身を逮捕させたのは彼の計画のうちであったと。そしてザデックはこれを達成するためにコスに対して無防備になる必要があり、コスこそが、今もザデックに害をなすことのできる唯一の存在なのだと。ザデックを殺すべしという任務をコスは了承し、ピヴリックのロック鳥に乗って[[ノヴィジェン/Novijen]]へと向かう。 | ||
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2年後、コスは幽霊街[[アギレム/Agyrem]]におけるボロス軍司令官の地位を与えられた。ザデックの幽霊は今もまだアギレムに潜んでいる。まだやるべき仕事があることを、コスはどこか嬉しく感じていた。 | 2年後、コスは幽霊街[[アギレム/Agyrem]]におけるボロス軍司令官の地位を与えられた。ザデックの幽霊は今もまだアギレムに潜んでいる。まだやるべき仕事があることを、コスはどこか嬉しく感じていた。 | ||
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==登場== | ==登場== | ||
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;[[ギルドパクト]] | ;[[ギルドパクト]] | ||
:[[剣士の魔法印/Fencer's Magemark]] | :[[剣士の魔法印/Fencer's Magemark]] | ||
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====[[イラスト]]に登場==== | ====[[イラスト]]に登場==== | ||
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;[[ギルド門侵犯]] | ;[[ギルド門侵犯]] | ||
:[[演劇の舞台/Thespian's Stage]](役者<ref>[https://web.archive.org/web/20211015220609/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/whos-stage-2013-01-31 Who's on the Stage?(Internet Archive)]([[Daily MTG]] 2013年1月31日)</ref>) | :[[演劇の舞台/Thespian's Stage]](役者<ref>[https://web.archive.org/web/20211015220609/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/whos-stage-2013-01-31 Who's on the Stage?(Internet Archive)]([[Daily MTG]] 2013年1月31日)</ref>) | ||
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===登場作品・登場記事=== | ===登場作品・登場記事=== | ||
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*[https://web.archive.org/web/20220426002102/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/life-big-city-2005-09-05 Life in the Big City/大都市での生活(Internet Archive)](2005年9月5日 Rei Nakazawa著) | *[https://web.archive.org/web/20220426002102/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/life-big-city-2005-09-05 Life in the Big City/大都市での生活(Internet Archive)](2005年9月5日 Rei Nakazawa著) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/ravnica-then-and-now-2012-08-29-0 Ravnica, Then and Now]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004028/ ラヴニカ、その過去と現在](Feature Article 2012年8月29日 [[Adam Lee]]著 [[若月繭子]] 訳) | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/ravnica-then-and-now-2012-08-29-0 Ravnica, Then and Now]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004028/ ラヴニカ、その過去と現在](Feature Article 2012年8月29日 [[Adam Lee]]著 [[若月繭子]] 訳) | ||
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*[[Guildpact]](小説) | *[[Guildpact]](小説) | ||
*[[Dissension]](小説) | *[[Dissension]](小説) | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/absolution-guildpact-2013-01-07 The Absolution of the Guildpact]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/GTC/0004384/ ギルドパクトの赦し](Feature 2013年1月16日 Adam Lee著 劇の題材として) | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/absolution-guildpact-2013-01-07 The Absolution of the Guildpact]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/GTC/0004384/ ギルドパクトの赦し](Feature 2013年1月16日 Adam Lee著 劇の題材として) | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
<references /> | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] |