「アクロス戦争/The Akroan War」を編集中

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{{#card:The Akroan War}}
 
{{#card:The Akroan War}}
  
王妃を別の男に奪われた王が、奪還のため戦争を起こす[[英雄譚]]<ref name="steven">[https://www.muddycolors.com/2020/01/the-akroan-war/ The Akroan War](外部サイト[https://www.muddycolors.com/ MUDDY COLORS] [[2020年]]1月7日 [[Steven Belledin]](担当[[アーティスト]])著)</ref>。
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{{未評価|テーロス還魂記}}
  
;I-
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*モチーフはギリシャ神話における[[Wikipedia:ja:トロイア戦争|トロイア戦争]]だろう。「最も美しい女神へ」と書かれた[[Wikipedia:ja:不和の林檎|黄金の林檎]]が誰に相応しいかの審判は、[[Wikipedia:ja:イリオス|トロイア]]王子[[Wikipedia:ja:パリス|パリス]]に委ねられた。彼は最も美しい女性を与えると約束した[[Wikipedia:ja:アプロディーテー|アプロディーテー]]を選び、[[Wikipedia:ja:スパルタ|スパルタ]]王妃を手に入れる。これに激怒したスパルタ側はアカイア人の遠征軍を組織し、トロイアへの戦争を仕掛けた。戦争は10年続いたが、最後には「[[Wikipedia:ja:トロイアの木馬|トロイアの木馬]]」の計により、トロイアは一夜で陥落した。
:[[戦場]]に存在する間、[[クリーチャー]]1体の[[コントロール]]を得る。
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:4[[マナ]]でクリーチャーを奪えるという時点で破格であり、I章にしてこの[[英雄譚]]の根幹となる能力。III章までに2度[[攻撃]]の機会がある[[対戦相手]]のクリーチャーを奪い、素で1度攻撃できる[[テンポ・アドバンテージ]]は大きく、奪った後の処理手段さえ考えていればこの効果のみで十分採用には足る。
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:*通常意味は薄いが、アクロス戦争の[[コントローラー]]のクリーチャーも対象にできる。
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;II-
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:[[対戦相手]]の[[ターン]]に、対戦相手のクリーチャーすべてに[[攻撃強制]]させる。
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:この後のIII章で根こそぎ倒すための準備となる効果。対戦相手の動きを強要するノーデメリット効果で、I章で奪ったクリーチャーとの同士討ちも狙える。
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;III-
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:[[タップ]]状態のクリーチャーに[[陽光の輝き/Solar Blaze]]。
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:素では対戦相手のクリーチャーしか引っかからないため、II章と合わせて[[パワー]]≧[[タフネス]]な敵戦力への一方的な[[除去]]として機能する。ただし[[リミテッド]]ではともかく、[[構築]]ではここに至るまでに[[重い]][[呪文]]を応酬する展開になりやすくクリーチャーが残っているかも定かではない。そのためそう簡単に[[全体除去]]としては機能しないが、プレッシャーとしては十分存在感がある章。
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基本的には「4マナという[[軽い]][[マナ・コスト]]で、決して短くない数ターンの間対戦相手のクリーチャーを奪える」という点が強力な英雄譚。[[脅しつけ/Threaten]]等と比べて奪う期間が長いため、[[赤]]単色ながら高[[タフネス]]のクリーチャーに対しても十分な対処能力を発揮する。[[ファッティ]]を拝借するだけでも一気に戦場の模様が変わるため、リミテッドでは煩雑で長い[[ルール文章]]に反してその汎用性に驚いたプレイヤーも多いかと思われる。徴兵、強制戦闘、自滅の戦いと、想定していた場の構築はめちゃくちゃとなり、まさに戦争。
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単独でもある程度完結しているが、[[サクり台]]や[[深海住まいのタッサ/Thassa, Deep-Dwelling]]などの奪った後の利用手段を備えたデッキであればなおの事良く、かなり広範囲に採用の芽があるカード。ただしいくつか弱点もあり、まず[[ノンクリーチャー]]気味の[[コントロールデッキ]]には[[腐る|腐り]]やすい。また、[[ライフ]]やクリーチャーが十分でないと攻撃強制の旨味を活かしきれず、特に同時期の[[スタンダード]]には[[エンバレスの宝剣/Embercleave]]という強力な[[コンバット・トリック]]が存在するため、攻撃強制したはよいもののそのまま大[[ダメージ]]が飛んできて[[敗北]]などということもありえるので、その辺りを考慮した扱いが望まれる。
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スタンダードでは主に[[スライ#スタンダード|赤単アグロ]]や[[出来事 (デッキ)|アドベンチャー系デッキ]]の[[サイドボード]]を中心に採用され、[[ローテーション]][[落ち]]の時まで高タフネスへの対処手段として活躍し続けた。[[サクリファイス]]では[[メインデッキ]]から活躍している。
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[[パイオニア]]では[[グルール機体]]に採用される。赤緑の苦手な高タフネスクリーチャーへの対処手段や、[[ビートダウンデッキ]]への戦況を動かす手段として使えるのはもちろん、[[搭乗]]との[[シナジー]]もある。
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*対戦相手が[[増殖]]を使う場合には注意が必要。I能力で相手のクリーチャーを奪った直後の対戦相手ターンの[[戦闘後メイン・フェイズ]]で増殖されるとII章の能力が空振りする。攻撃強制自体は働くが、戦闘後メイン・フェイズの後には[[戦闘フェイズ]]がなく攻撃する機会もなくなる。結果III章の能力もほぼ空振りとなってしまう。
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*I章で奪ったクリーチャーは[[あなた]]の[[アンタップ・ステップ]]に[[アンタップ]]しているため、基本的にIII章に巻き込むことはできない。すなわち、相手側にはアンタップ状態のクリーチャーが1体は残ることとなる。
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**[[搭乗]]などでIII章の解決前にタップすればこの弱点を解消可能。
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*自分の[[アンタップ]]を阻害するクリーチャーなら、サクり台がなくともIII章に巻き込める。
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*同様に、タップせずに攻撃する[[警戒]]クリーチャーもIII章では対処できない。
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*{{Gatherer|id=477645}}のタペストリーは未完成であるが、これは題材になった戦争が未だ終結していないことを示している<ref name="steven"/>。
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*モチーフはギリシャ神話における[[Wikipedia:ja:トロイア戦争|トロイア戦争]]だろう。「最も美しい女神へ」と書かれた[[Wikipedia:ja:不和の林檎|黄金の林檎]]が誰に相応しいかの審判は、[[Wikipedia:ja:イリオス|トロイア]]王子[[Wikipedia:ja:パリス|パリス]]に委ねられた。彼は最も美しい女性を与えると約束した[[Wikipedia:ja:アプロディーテー|アプロディーテー]]を選び、[[Wikipedia:ja:スパルタ|スパルタ]]王妃を手に入れる。これに激怒したスパルタ側はアカイア人の遠征軍を組織し、トロイアへの戦争を仕掛けた。戦争は10年続いたが、最後には「[[アクロスの木馬/Akroan Horse|トロイアの木馬]]」の計により、トロイアは一夜で陥落した。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/テーロス還魂記のレアか神話レアの英雄譚}}
 
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==脚注==
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<references />
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==参考==
 
==参考==
 
*[[アクロス/Akros]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[アクロス/Akros]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]]
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