薄暮の休戦/Dawn's Truce

提供：MTG Wiki

自身やコントロールしているパーマネントに呪禁を付与するインスタント。カード1枚を贈呈すると破壊不能も付く。

贈呈を利用しない場合、登場時のスタンダードには1マナで同等の効果を発揮し、黒や赤の発生源からクリーチャーを守れる救済の波濤/Surge of Salvationが存在。呪禁を付与するだけならあちらの方が優秀なので、破壊不能を活用するのは前提。単に対象を取らない破壊形式の除去からの保護が強くなる他、自分で破壊するタイプの全体除去を使っても自分だけ盤面をほぼ完璧に維持することが可能。能動的な利用が可能になる分、メインデッキからも投入しやすいのは強みである一方、登場時のスタンダードには追放するタイプの全体除去として太陽降下/Sunfallが存在するのが逆風。

リミテッドではコンバット・トリックとして使える。クリーチャー同士の戦闘が主軸となるので、贈呈して唱えれば破壊不能により相討ちになる戦闘では一方的に勝利し、チャンプブロックでも頭数を減らさずに済む。もちろん単に対象を取る呪文の対策としても有用。

[編集] ストーリー

ブルームバロウの注目のストーリーの1枚（イラスト）。

グラルブ/Glarbが逃走すると、メイブル/Mabelは魔法の巣から卵を運び出しそれをマーハ/Mahaへと差し出した。

「あなたのものよね？」メイブルはそう呟いた。「心配で気が狂いそうだったのでしょう？ きっと私もそうなるわ」

相手が自分の言うことを理解できるかはわからなかったが、夜のフクロウは卵を受け取ると沈黙を保ったまま翼を広げ空へと飛び立っていった。

• Bloomburrow | Episode 5: Nightfall in Fountainport/第5話　噴水港の黄昏（Daily MTG 2024年7月8日 Valerie Valdes著）

[編集] 参考

• カード個別評価：ブルームバロウ - レア